失敗しない北海道旅行12月の服装!男女別コーデと必須の寒さ対策

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失敗しない北海道旅行12月の服装!男女別コーデと必須の寒さ対策

2025年10月12日

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12月の北海道旅行の服装、どうすれば良いか悩んでいませんか?

「北海道の12月は寒いのか」「札幌は12月に雪が積もりますか」といった基本的な疑問から、具体的なコーディネートまで、気になることは多いはずです。

北海道旅行における12月の服装は、春先の6月や秋の10月のレディース服装とは全く異なり、同じ冬でも最も冷え込みが厳しい2月のレディース服装ともまた違った準備が求められます。

この記事では、北海道の冬に適した服装をおしゃれに楽しむコツを、女性向け・メンズ向けに分けて徹底解説。

ユニクロの機能性インナーや、近年ワークマン女子にも人気の高いワークマンの高機能ウェアを活用した服装のポイントも詳しくご紹介します。

本州とは比較にならない寒さに備え、万全の準備で冬の北海道を満喫しましょう。

記事のポイント

  • 12月の北海道のリアルな気温と積雪状況
  • 男女別・シーン別のおすすめ服装コーデ
  • ユニクロやワークマンで揃う高機能防寒アイテム
  • 失敗しない靴選びと必須の防寒小物リスト 
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12月の北海道旅行で失敗しない服装選び

  • 北海道の12月は寒い?現地の気温
  • 札幌は12月に雪が積もりますか?
  • 基本となる北海道12月の服装【女性編】
  • 北海道の冬服装をおしゃれに着こなす
  • 北海道の冬服装【メンズ編】

北海道の12月は寒い?現地の気温

結論から言うと、12月の北海道は「寒い」という言葉では表現しきれないほどの極寒です。

本州の真冬の感覚で訪れると、その厳しさに驚くことになります。気象庁の統計情報に基づくと、主要都市の平均気温は軒並み氷点下となり、日中の最高気温でさえ0℃に満たない「真冬日」も決して珍しくありません。

具体的な気温を東京と比較してみると、その差は歴然です。

地点平均気温最高気温最低気温
札幌-0.9℃2.1℃-4.1℃
函館0.0℃3.3℃-3.5℃
旭川-4.3℃-0.8℃-7.9℃
釧路-1.9℃2.5℃-7.1℃
(参考)東京7.7℃12.0℃3.8℃

表からも分かる通り、北海道の最低気温は東京の平均気温よりもはるかに低く、特に内陸部の旭川では-8℃近くまで冷え込みます。

これはあくまで平均値であり、放射冷却現象が起こる晴れた日の朝方など、気象条件によっては日中でも-10℃以下になることも十分に考えられます。

体感温度はさらに低い!風と雪の影響

北海道の冬は、表示される気温の数値以上に寒く感じることが多いです。

一般的に風速1m/sで体感温度は1℃下がると言われており、特に日本海側の都市では冷たい季節風が強く吹きつけ、体感温度を大きく下げます。

また、常に雪が降っている状況では、湿度の影響で体の芯からじんわりと冷えるような独特の寒さを感じます。

「寒い」ではなく「痛い」と表現する道民がいるほど、寒さの質が本州とは全く異なることを覚えておきましょう。

札幌は12月に雪が積もりますか?

はい、12月の札幌は本格的な雪のシーズンに突入します

札幌管区気象台のデータによると、札幌の初雪の平年日は11月1日、長期積雪(根雪)の始まりは12月4日となっており、12月上旬には街が白く染まっているのが通常です。(出典:札幌管区気象台「雪・積雪・長期積雪(根雪)の初日、終日の観測状況」

降雪量も多く、札幌の12月の平均降雪量は132cmに達します。

これは、ほぼ毎日雪が降る可能性があることを意味します。

市街地の主要な車道は除雪されますが、歩道は踏み固められた「圧雪アイスバーン」になったり、日中に少し溶けた雪が夜間に凍って鏡のようにツルツルになったりするため、非常に滑りやすくなります。

最も危険な「ブラックアイスバーン」

特に注意が必要なのが、アスファルトが濡れているだけのように見える「ブラックアイスバーン」です。

薄い氷の膜が路面を覆っている状態で、非常に滑りやすく、雪道に慣れた道民でさえ転倒事故を起こしやすい危険な路面状況です。

夜間や日陰の道では特に注意してください。

雪道に慣れていない方は、歩き方にも工夫が必要です。

小さな歩幅で、靴の裏全体を地面に同時に設置するようなイメージの「ペンギン歩き」を意識するだけで、転倒のリスクをかなり減らせますよ!重心を少し前に置き、すり足気味に歩くのがコツです。

雪質の違いにも注意

12月上旬から中旬にかけての雪は、まだ水分を多く含んだ「湿り雪」や「ぼたん雪」であることが多いです。

この時期の雪は衣服に付着すると溶けて濡れやすく、体温を奪う原因になります。

そのため、アウターには高い防水性や撥水性が必須となります。

気温がさらに下がる1月、2月になると、北海道ならではのサラサラのパウダースノーに変わっていきます。

基本となる北海道12月の服装【女性編】

12月の北海道を快適に過ごすための女性の服装は、「アウター」「トップス」「ボトムス」「インナー」「小物」の5つの要素をしっかり考えることが重要です。

特に鍵となるのは「防寒性」「防水性」、そして「屋内外の激しい寒暖差対策」です。

屋外は氷点下、屋内は暖房で25℃以上という状況も珍しくありません。

最重要アイテム!アウターの選び方

アウターは、服装全体の暖かさを左右する最も重要な装備です。

保温性が高く、雪や風を完全にシャットアウトできる機能性のあるものを選びましょう。

  • ダウンジャケット(ロング丈)
    最もおすすめです。保温性、軽量性、動きやすさの全てを兼ね備えています。ダウンの品質を示す「フィルパワー」という数値が600以上のものを選ぶと、高い保温性が期待できます。お尻まですっぽり隠れるロング丈なら、腰回りの冷えをしっかり防ぎ、体感温度が格段に上がります。フード付きで、防水・撥水加工が施されたナイロンやゴアテックス素材を選ぶと、突然の降雪にも対応でき万全です。
  • ウールコート
    おしゃれさを重視するなら選択肢になりますが、機能面ではダウンに劣ります。ダウンに比べて重く、雪で濡れると乾きにくい上に保温性も低下するというデメリットがあります。札幌や函館の市街地散策が中心で、長時間屋外にいない日のコーディネートに適しています。

トップスは「重ね着(レイヤリング)」が絶対基本

北海道の建物内や公共交通機関は暖房が非常に強く効いており、「冬なのに汗をかく」ということが日常茶飯事です。

汗をかいたまま寒い屋外に出ると、汗が冷えて急激に体温を奪われ、風邪をひく原因になります。

そのため、簡単に脱ぎ着して体温調節ができる「重ね着(レイヤリング)」が鉄則です。

理想的な3層レイヤリング

  1. ベースレイヤー(肌着)
    汗を素早く吸い取り、体をドライに保つ役割。吸湿発熱素材の機能性インナー(ヒートテックなど)が最適です。
  2. ミドルレイヤー(中間着)
    体の熱を保持し、暖かさを確保する役割。フリースやウールのセーター、薄手のダウンベストなどが適しています。
  3. アウターレイヤー(上着)
    雪、風、雨から体を守る役割。前述の防水・防風性に優れたダウンジャケットなどがこれにあたります。

この3層構造を基本に、当日の気温や行動予定(屋外でのアクティビティか、屋内でのショッピングかなど)に合わせてミドルレイヤーを調整するのが賢い方法です。

ボトムスと足元の完全防寒

下半身の冷えは体全体の冷えに直結します。内側がフリース素材になっている裏起毛のパンツや、風を通しにくい防風フィルム入りのパンツが非常に効果的です。

スカートを履きたい場合は、100デニール以上の厚手のタイツに、さらに保温性の高いレギンスやウールの靴下を重ね履きするなどの工夫が必要です。

そして、服装全体で最も重要と言っても過言ではないのが「靴」です。

防水・防滑機能が備わった冬用のブーツやスノーブーツは必須装備。

スニーカーやヒールのあるパンプス、おしゃれな革靴は、滑って危険なだけでなく、雪が染みて足が凍える原因になるため絶対にNGです。

靴底が深くギザギザの凹凸があり、凍った路面でもグリップする素材で作られたものを選びましょう。

札幌駅周辺のデパートや靴屋、コンビニエンスストアなどでも、靴に後付けできる滑り止め(スパイク)が1,000円~2,000円程度で販売されているので、万が一の備えとして購入するのも良いでしょう。

北海道の冬服装をおしゃれに着こなす

「万全の防寒対策をすると、どうしても着ぶくれしてしまい、おしゃれに見えない…」そんな悩みを持つ方も多いでしょう。

しかし、いくつかのポイントを押さえれば、極寒の地でも暖かさとおしゃれを両立させることは十分に可能です。

暖かさとおしゃれを両立する3つのコツ

  1. シルエットを意識してメリハリを
    ボリュームのあるダウンジャケットを着るなら、ボトムスはスキニーパンツやタイトスカートなど細身のものを選ぶと、アルファベットの「Y」のような「Yラインシルエット」が完成し、すっきりと見えます。逆にロングコートを着るなら、中の服装も縦のラインを意識した「Iラインシルエット」を心がけると、スタイルアップ効果が期待できます。
  2. 「3首」を温めて小物で遊ぶ
    体の中でも特に冷えやすい「首」「手首」「足首」の3つの首をしっかり温めることが防寒の基本です。ここに、マフラー、手袋、厚手の靴下といった小物を活用します。アウターやボトムスが黒や紺などのダークカラーになりがちなので、小物で赤や白、イエローといった明るい差し色を取り入れると、顔周りが華やかになり、一気におしゃれな印象に変わります。
  3. 異素材ミックスで奥行きを出す
    コーディネート全体を同じような素材でまとめると、のっぺりとした印象になりがちです。例えば、滑らかなダウンジャケットに、ざっくりとした編み目のニット、コーデュロイのパンツ、ファー付きのフードなど、異なる質感の素材を組み合わせることで、コーディネートに立体感と奥行きが生まれます。

特に、フードにボリュームのあるファーが付いているダウンジャケットは、首周りの防寒性が高まるだけでなく、視線が上に集まることでスタイルアップ効果も期待でき、見た目にも高級感と華やかさをプラスしてくれます。

また、大判のマフラーは、巻き方をミラノ巻きやポット巻きなど変えるだけでも印象が大きく変わるので、いくつかアレンジを覚えておくと旅行中のコーディネートの幅が広がります。

北海道の冬服装【メンズ編】

男性の服装も、基本的な考え方は女性と同じく「アウター」「重ね着」「小物」の3点が重要です。

過度な厚着で動きにくくなるのを避け、機能性を重視しつつ、すっきりとした都会的なシルエットを意識するのがおすすめです。

アウター:高機能ダウンジャケットが主役

男性のアウターも、防水・防風・透湿性に優れた高機能なダウンジャケットが最適解です。

特に、THE NORTH FACEやPatagonia、Arc'teryxといったアウトドアブランドの製品は、厳しい自然環境下での使用を想定して作られているため、保温性・機能性ともに非常に信頼できます。

最近では、ビジネスシーンでも違和感なく使えるような、落ち着いたデザインやカラーのものも多く販売されています。

インナーとボトムス:機能性と快適性を両立

インナーには、女性同様に機能性インナー(ヒートテックなど)と、保温性の高いウールのセーターやフリースを組み合わせるのが基本です。

ボトムスは、内側がフリースやボア素材になっている防寒パンツが1枚あると非常に快適に過ごせます。

見た目を重視してジーンズやチノパンを履く場合は、下に保温性の高いタイツやレギンスを必ず着用しましょう。

最近は見た目が普通のスラックスに見える高機能な防寒パンツも増えています。

靴も女性と全く同じで、防水・防滑仕様の冬用ブーツが必須です。

特にビジネス目的で訪れる場合でも、一般的な革靴は滑りやすく、雪で濡れるとシミや型崩れの原因になるため避けるのが無難です。

防水スプレーをかけても限界があります。

最近は、スニーカーのようなデザインの防水ウィンターシューズも人気があります。

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アイテムで選ぶ北海道旅行12月の服装

  • 女性向けユニクロで揃える北海道冬服装
  • ワークマン女子の冬服装
  • レディース向け2月の服装との違い
  • 参考:6月と10月のレディース服装
  • 北海道旅行12月の服装ポイントまとめ

女性向けユニクロで揃える北海道冬服装

機能性とコストパフォーマンスに優れたユニクロは、北海道旅行の服装を揃える上で非常に心強い味方です。

全身のアイテムを効率よく揃えることができ、特に以下のアイテムはマストでチェックしましょう。

ユニクロで揃えたい必須防寒アイテム

  • ヒートテックインナー
    ユニクロの代名詞とも言えるアイテム。通常のヒートテックに加え、約1.5倍暖かい「極暖(エクストラウォーム)」、約2.25倍暖かい「超極暖(ウルトラウォーム)」の3種類があります。12月の北海道であれば、「極暖」以上を選ぶのが賢明です。トップスだけでなく、タイツやレギンスも上下セットで揃えましょう。(参照:ユニクロ公式サイト ヒートテック特集
  • シームレスダウンロングコート
    表地に縫い目がないことで風の侵入を防ぎ、保温性を高めた人気のダウン。軽量でありながら暖かく、撥水加工も施されているため、雪の日でも安心して着用できます。旅行での持ち運びにも便利です。
  • 防風ウォームイージーパンツ(ヒートテック)
    表地、防風フィルム、裏地のヒートテックフリースの3層構造で、冷たい風を強力にシャットアウトしてくれます。シルエットもすっきりしており、動きやすいため観光に最適です。
  • ウルトラライトダウンベスト:コートの下に着るミドルレイヤーとして非常に優秀です。薄くて軽いため着ぶくれしにくく、コンパクトに収納できるので、屋内で暑くなった時にさっと脱いでバッグに入れられます。

これらの高機能アイテムを組み合わせることで、厳しい寒さに対応できるだけでなく、屋内での暑さにも重ね着を調整することで柔軟に対応できます。

ヒートテック素材の手袋やニットキャップ、ネックウォーマーといった小物も充実しており、ユニクロだけで北海道旅行の装備一式を揃えることが可能です。

ワークマン女子の冬服装

作業着の専門店というイメージが強かったワークマンですが、近年ではプロの現場で培われた高い機能性を活かし、アウトドアや日常使いできるおしゃれで低価格なアイテムを次々と開発。

「ワークマンプラス」や「ワークマン女子」といった新業態の店舗も展開し、幅広い層から絶大な支持を集めています。

究極の防寒着「イージス」シリーズ

ワークマンの冬の代名詞とも言えるのが、透湿防水防寒ウェア「イージス」シリーズです。

元々は極寒の海で作業する漁師や、冬のバイク乗りのために開発されたもので、その防水性と防寒性は折り紙付き。

耐水圧10,000mm以上、透湿度5,000g/m²/24hといった、本格的なアウトドアウェアに匹敵するスペックを誇り、北海道の吹雪の中でも絶大な安心感があります。

デザインも年々スタイリッシュになっており、アウトドアやタウンユースでも違和感なく着用できます。

その他の注目アイテム

  • レディース高撥水防風ボアコート
    見た目も可愛らしく、高い撥水性と防風性を備えた人気アイテム。タウンユース中心の旅行で、おしゃれも楽しみたい方におすすめです。
  • ケベックNEO防寒ブーツ
    SNSでも「滑らない」「暖かい」と話題の防寒ブーツ。防水性が高く、接地面から4cmまで水に浸かっても浸水しない構造になっています。軽量で履き心地も良く、ガラス繊維を配合した滑りにくい靴底も特徴です。

プロ品質を驚きの価格で

ワークマンの最大の魅力は、前述のような高機能な製品を、圧倒的な低価格で手に入れられる点です。

全身のコーディネートを揃えても、有名アウトドアブランドのアウター1着分程度の予算で済むことも珍しくありません。

賢く、そして徹底的に防寒対策をしたい方には最適な選択肢と言えるでしょう。

レディース向け2月の服装との違い

同じ冬でも、12月と2月では寒さのレベルがもう一段階厳しくなります。

2月は北海道が一年で最も寒くなる「厳冬期」で、平均気温もさらに下がります。

地点12月 平均気温2月 平均気温気温差
札幌-0.9℃-3.1℃-2.2℃
旭川-4.3℃-6.6℃-2.3℃

このように、平均気温だけでも2℃以上低くなります。

最低気温は札幌でも-10℃、内陸部の旭川や富良野では-20℃を下回ることも日常的です。

そのため、2月に旅行する場合は、12月の服装をさらに強化する必要があります。

2月旅行の服装アップグレードポイント

  • インナーを最強レベルに
    ユニクロであれば「超極暖」ヒートテックが必須になります。アウトドアブランドのメリノウール製インナーなども非常に効果的です。
  • ミドルレイヤーの強化
    薄手のダウンベストやフリースをセーターの上にもう一枚加えるなど、ミドルレイヤーを厚くして空気の層を増やします。
  • 小物の完全装備
    耳まで完全に覆える防寒帽子、鼻や口元をガードできるネックウォーマーやバラクラバ(目出し帽)、中綿入りの防水性の高い手袋など、肌の露出を極限まで減らす工夫が重要です。特に耳や指先は凍傷になりやすいため、厳重な保護が必要です。
  • 靴の選択
    より保温性の高いスノーブーツや、靴用のカイロの活用も検討しましょう。

また、2月は地吹雪(ブリザード)が発生しやすく、視界が真っ白になるホワイトアウトに見舞われる可能性も高まります。

天候の急変にも対応できる、より本格的な装備が求められるのが2月の北海道です。

参考:6月と10月のレディース服装

12月の極寒ぶりをより深く理解するために、春や秋の季節の服装と比較してみましょう。

北海道の気候は本州の常識が通用しない場面が多くあります。

6月の服装:初夏でも油断は禁物

6月は本州では梅雨の時期ですが、北海道には梅雨がなく、一年で最も過ごしやすい季節の一つです。

しかし、平均気温は札幌で17℃程度。

日中は半袖で気持ちよく過ごせる日もありますが、朝晩は10℃近くまで冷え込むこともあり、カーディガンやパーカーなどの羽織りものが必須です。

特に、オホーツク海側からの冷たい湿った空気が流れ込むことで発生する「リラ冷え」と呼ばれる、一時的な寒の戻りもあります。

富良野のラベンダー畑など、郊外の観光地へ行く際は、薄手のジャケットを用意しておくと安心です。

10月の服装:すでに本州の真冬並みの寒さ

10月になると、北海道は一気に秋が深まり、冬の足音が聞こえてきます。

札幌の平均気温は12℃前後まで下がり、上旬には大雪山系で紅葉が見頃を迎えます。

服装は、トレンチコートや厚手のジャケットが必須です。

下旬になると、平地でも初雪が観測されることもあり、ウールコートや薄手のダウンジャケット、手袋が必要になる日も出てきます。

本州の10月の「秋の行楽シーズン」という感覚とは全く異なり、本格的な冬支度を始める時期と考えるべきです。

このように、本州で過ごしやすいと感じる6月や10月でさえ、しっかりとした防寒対策が必要な北海道において、12月がいかに厳しい寒さであるかがお分かりいただけるかと思います。

北海道旅行12月の服装ポイントまとめ

最後に、この記事の要点をリスト形式で総まとめします。

北海道旅行の準備の最終チェックリストとして、ぜひご活用ください。

  • 12月の北海道は平均気温が氷点下になる極寒の地と心得る
  • 日中でも気温が0℃に満たない「真冬日」も多いと認識する
  • 札幌では12月中旬から根雪となり路面は日常的に凍結する
  • アウターは保温性と軽量性に優れたロング丈のダウンジャケットが最適
  • 雪対策としてアウターは防水・撥水加工が施された素材を選ぶ
  • トップスは脱ぎ着しやすい重ね着で屋内外の激しい寒暖差に対応する
  • インナーは吸湿発熱素材の「極暖」レベル以上がおすすめ
  • ボトムスは裏起毛や防風フィルム入りの機能性パンツを選ぶ
  • スカートを履く場合は100デニール以上の厚手タイツを重ね履きする
  • 靴は防水・防滑機能のある冬用ブーツやスノーブーツが必須
  • スニーカーやヒール、革靴は転倒や凍傷の危険があるため絶対に避ける
  • マフラー、手袋、耳まで完全に隠れる帽子は必須の防寒三点セット
  • ユニクロやワークマンの機能性アイテムはコストパフォーマンスに優れ非常に有効
  • 防寒対策とおしゃれは小物の差し色やシルエットの工夫で両立できる
  • どんな服装でも滑りにくい靴選びと安全な「ペンギン歩き」が最も重要
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