春休みの北海道旅行を計画中のみなさん、心躍るような旅の準備は進んでいますか?
春休みは、子連れの家族旅行や大学生の卒業旅行など、多くの方が北海道を目指す人気のシーズンです。
しかし、いざ計画を立て始めると、「3月の北海道ってまだ寒いの?雪はあるの?」「3泊4日の旅行はいくらくらいかかるんだろう?」といった疑問や、「大学生や一人旅の予算は?」「格安で行く方法はないかな?」といった費用に関する不安が出てくることも多いでしょう。
また、子連れ旅行の場合は、家族ツアーの選び方や、参考になる子連れブログの情報も気になりますよね。
夏モデルコースとは全く違う、この時期ならではの魅力、例えば3月に絶対行くべき場所や、おすすめの観光スポットを知りたいという方もいるはずです。
この記事では、そんな皆さんの疑問や不安を解消し、最高の春休み旅行を計画するためのお手伝いをします。
記事のポイント
- 春休みの北海道の気候と最適な服装
- 目的やスタイル別の詳しい旅行予算の目安
- 春休みだからこそ楽しめるおすすめ観光スポットとアクティビティ
- 航空券や宿泊を格安で予約するための具体的なテクニック
春休みの北海道旅行計画に役立つ基本情報
- 春休みはまだ寒い?3月の雪と服装の注意
- 格安で楽しむための予約テクニック
- 3泊4日の旅行はいくらくらいが目安?
- 大学生必見!春休みの旅行予算
- 一人旅の予算はどのくらい必要?
春休みはまだ寒い?3月の雪と服装の注意
結論から言うと、3月の北海道は本州の感覚で言えばまだ「真冬」です。
春休みだからといって春の装いで行くと、寒さに驚くことになりますので、しっかりとした防寒対策が欠かせません。
北海道は広大でエリアによって気温が大きく異なるため、行き先に合わせた準備が重要です。
例えば、3月の札幌の平均気温は1.1℃、函館は1.9℃ですが、旭川では-1.3℃と氷点下です。
これは東京の真冬(1月ごろ)の気温よりもさらに低い数値です。
特に朝晩は冷え込みが厳しく、日中の日差しに油断は禁物です。
エリア別平均気温と雪の状況
現地の気候をより具体的にイメージできるよう、主要都市の3月の平均気温を東京と比較してみましょう。
都市名 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
札幌(道央) | 1.1℃ | 4.5℃ | -2.4℃ | 市街地では雪解けが進むが、朝晩は路面凍結に注意。 |
函館(道南) | 1.9℃ | 5.8℃ | -2.2℃ | 比較的温暖だが、風が強く体感温度は低いことがある。 |
旭川(道北) | -1.3℃ | 2.6℃ | -5.6℃ | まだまだ雪深く、真冬の寒さが続く。 |
釧路(道東) | -0.1℃ | 3.4℃ | -3.8℃ | 流氷が見られるなど、冬の気候が色濃く残る。 |
(参考)東京 | 9.4℃ | 14.2℃ | 5.0℃ | 春の訪れを感じる気候。 |
このように、3月でも多くの地域で雪景色が広がっています。
特に道北や道東エリアでは、まだまだ本格的な冬です。
市街地では雪解けが進み、道路がぐちゃぐちゃになっていることもあれば、夜間に再び凍結して非常に滑りやすくなる「ブラックアイスバーン」が発生することもあります。
服装と持ち物の注意点
快適な旅行にするためには、以下の服装を準備することをおすすめします。
アウター:
風を通さない、撥水性のあるダウンジャケットやコートが必須です。
インナー:
ヒートテックなどの機能性インナーに、フリースやセーターを重ね着しましょう。屋内は暖房が効いていて暑いことが多いので、着脱しやすい前開きのものが便利です。
靴:
最も重要なのが靴です。防水性があり、靴底に深い溝がある滑りにくいスノーブーツや冬用の長靴を用意しましょう。普通のスニーカーでは、雪解け水で足が濡れてしまい、非常に不快な思いをします。
小物:
手袋、帽子、マフラー(ネックウォーマー)、厚手の靴下、そして使い捨てカイロも忘れずに持っていくと安心です。
格安で楽しむための予約テクニック
春休みは旅行シーズンで料金が高騰しがちですが、いくつかのポイントを押さえることで、格安に北海道旅行を楽しむことが可能です。
重要なのは、「時期をずらす」「交通手段を工夫する」「予約方法を賢く選ぶ」の3点です。
まず、旅行時期ですが、多くの学校が春休みに入る3月下旬から4月上旬は最も価格が高くなります。
もし日程に融通が利くのであれば、春休みが始まる直前の3月中旬までを狙うのがおすすめです。
この時期であれば、航空券やホテルの価格が比較的落ち着いています。
航空券と宿泊の予約術
- 航空券を安く手に入れるコツ
航空券は旅行費用の中でも大きな割合を占めます。LCC(格安航空会社)を積極的に利用するのはもちろんですが、JALやANAといったFSC(フルサービスキャリア)でも早期予約割引「先得」や「旅割」などを利用すれば、LCCと変わらない価格で購入できる場合があります。また、出発は平日の午後便、帰りは午前便を選ぶと、料金が安くなる傾向にあります。
格安旅行を実現する5つのテクニック
- 3月中旬までに出発する:繁忙期を避けるのが最も効果的。
- LCCとFSCの早割を比較する:思い込みで決めず、両方の価格をチェック。
- 平日・午後便を活用する:週末や午前便は需要が高く、価格も高い。
- パッケージツアーを比較検討する:交通費と宿泊費をトータルで安くできる可能性がある。
- フェリーや高速バスも選択肢に:時間はかかりますが、費用を劇的に抑えられます。特に荷物が多い場合や、車ごと移動したい場合にフェリーは便利です。
旅行予約サイトはたくさんありますが、複数のサイトの価格を一度に比較できるメタサーチ(横断検索)サイトを使うと、最安値を見つけやすくて便利ですよ!
3泊4日の旅行はいくらくらいが目安?
北海道への3泊4日の旅行費用は、旅行のスタイルによって大きく変動します。
ここでは「格安」「標準」「贅沢」の3つのモデルケースに分けて、一人あたりの費用の目安を紹介します。
これには、往復の交通費、宿泊費、現地での食費や交通費、お土産代などが含まれます。
費用を左右する主な要因は、以下の通りです。
- 出発地:東京からか、大阪からかなど、出発地によって航空券代が異なります。
- 交通手段:LCCかFSCか、またはフェリーを利用するかで大きく変わります。
- 宿泊施設のランク:ゲストハウスか、ビジネスホテルか、高級リゾートホテルかで1泊あたりの料金が数万円単位で変わります。
- 食事:コンビニやご当地スーパーを活用するのか、毎食レストランで海鮮丼などを楽しむのかで食費は大きく異なります。
- アクティビティ:スキーや流氷ウォークなどの体験に参加するかどうかで追加費用がかかります。
費用項目 | 格安プラン | 標準プラン | 贅沢プラン |
---|---|---|---|
往復交通費 | 20,000円~40,000円 | 40,000円~70,000円 | 70,000円~120,000円 |
宿泊費(3泊) | 12,000円~21,000円 | 24,000円~45,000円 | 60,000円~150,000円 |
食費・雑費 | 15,000円~20,000円 | 25,000円~40,000円 | 50,000円~ |
合計目安 | 47,000円~81,000円 | 89,000円~155,000円 | 180,000円~ |
これはあくまで目安です。
レンタカーを利用する場合は、上記に加えて1日あたり5,000円~10,000円(保険・ガソリン代別)の追加費用を見込んでおくと良いでしょう。
標準的なプランであれば、一人あたり10万円~13万円程度を予算として考えておくと、ある程度余裕を持った旅行が楽しめるはずです。
大学生必見!春休みの旅行予算
友人との卒業旅行やサークル旅行で北海道を訪れる大学生にとって、予算は最も重要なポイントの一つですよね。
時間はあってもお金はあまりかけられない、という方も多いでしょう。
しかし、工夫次第で大学生でも北海道旅行を存分に楽しむことが可能です。
大学生の旅行の強みは、時間に融通が利くことです。
前述の通り、旅行代金が比較的安い3月中旬までの平日を狙って計画を立てるのが賢い選択です。
また、体力がある若者ならではの移動手段や宿泊施設を選ぶことで、費用を大幅に削減できます。
大学生向け節約術
交通手段:
新千歳空港だけでなく、LCCの就航が多い旭川空港や函館空港の利用も検討しましょう。また、時間はかかりますが、大洗(茨城県)や新潟から出航しているフェリーを利用すると、交通費を劇的に抑えることができます。船内での夜は、旅の情緒も高まり、忘れられない思い出になります。
宿泊施設:
ホテルではなく、札幌や小樽、函館にあるゲストハウスやドミトリーを利用するのがおすすめです。1泊3,000円程度から宿泊でき、他の旅行者との交流も生まれるかもしれません。
食事:
ジンギスカンや海鮮丼も魅力的ですが、毎食外食では費用がかさみます。B級グルメを楽しんだり、地元民が利用するスーパーで惣菜やご当地パンなどを購入して、食費をコントロールしましょう。
複数人で旅行する場合は、レンタカーをシェアするのも一つの手です。
公共交通機関では行きにくい絶景スポットにも足を運べますし、一人あたりの交通費を抑えられます。
ただし、雪道運転にはくれぐれも注意してくださいね!
これらの工夫を組み合わせれば、3泊4日で7万円~9万円程度の予算でも、十分に満足できる旅行を計画できるでしょう。
一人旅の予算はどのくらい必要?
自分のペースで気ままに旅ができる一人旅は、北海道の雄大な自然をじっくりと味わうのに最適です。
しかし、複数人での旅行と比べて宿泊費や交通費が割高になりやすいという側面もあります。
では、一人旅の場合、予算はどのくらい見積もっておけば良いのでしょうか。
結論としては、3泊4日で8万円~12万円程度を見ておくと、比較的快適な一人旅が可能です。
もちろん、宿泊施設や食事の選び方次第で、これよりも安く抑えることも、より贅沢にすることもできます。
一人旅の費用を抑えるポイント
一人旅で費用がかさみやすいのは、主に宿泊費です。
ツインルームのシングルユースは割高になるため、ビジネスホテルのシングルルームやカプセルホテル、ゲストハウスなどを中心に探すと良いでしょう。
最近は、セキュリティがしっかりしていて清潔な女性専用フロアを設けている施設も増えています。
食事に関しては、一人でも気兼ねなく入れるお店が多いのが北海道の魅力です。
市場の食堂やラーメン店、スープカレー店など、カウンター席が充実しているお店もたくさんあります。
無理にコース料理などを頼まず、好きなものを好きなだけ楽しむスタイルが、結果的に食費の節約にも繋がります。
公共交通機関のフリーパスを活用しよう
レンタカーを借りない一人旅の場合、JR北海道が販売している「北海道フリーパス」や、札幌市内の地下鉄・市電・バスが乗り放題になる「1日乗車券」などを活用するのが非常におすすめです。
移動費を気にすることなく、様々な場所に足を運べます。
一人旅は、自由気ままに計画を立てられるのが最大のメリットです。
費用をかけるところと抑えるところを自分で決め、オリジナルの旅を組み立てる楽しみを味わってみてください。
北海道旅行を満喫する春休みおすすめプラン
- 3月に絶対行くべき場所を厳選紹介
- おすすめの観光スポットをエリア別に紹介
- 夏モデルコースとは違う春の楽しみ方
- 子連れに便利な家族ツアーの選び方
- 子連れブログで事前に情報を集めよう
3月に絶対行くべき場所を厳選紹介
春休みシーズンの3月は、冬の絶景のラストチャンスと、春の訪れの兆しを同時に感じられる特別な時期です。
夏や秋の北海道とは全く異なる、この時期だからこそ体験できる感動があります。
ここでは、3月の北海道旅行で絶対に見逃せないスポットを3つ厳選してご紹介します。
1. 道東エリアの流氷観光(網走・知床)
シベリアから流れ着く神秘的な流氷。
この絶景を見られるのは、日本ではオホーツク海沿岸だけです。
例年、流氷シーズンのピークは2月ですが、3月上旬頃までは見られる可能性が高いです。
網走から出航する砕氷船「おーろら」に乗って、ガリガリと音を立てて氷を砕きながら進むクルーズは、迫力満点。
運が良ければ、流氷の上で休むアザラシやオオワシの姿を見ることができるかもしれません。
まさに、冬の北海道のハイライトと言える体験です。
2. 旭川市旭山動物園の「ペンギンの散歩」
全国的に有名な旭山動物園ですが、冬期間(例年3月中旬頃まで)しか見られない特別なイベントが「ペンギンの散歩」です。
雪が積もった園内のコースを、キングペンギンたちがよちよちと歩く姿は、愛らしくてたまりません。
これはペンギンたちの冬場の運動不足解消のために行われているもので、彼らの生き生きとした姿を間近で観察できる貴重な機会です。
春休み前半に訪れるなら、ぜひスケジュールに組み込んでみてください。
3. 然別湖(しかりべつこ)コタン
道東・大雪山国立公園内にある然別湖では、湖が完全に凍結する冬の期間だけ、氷の上の村「しかりべつ湖コタン」が出現します。
このイベントも例年3月上旬頃まで開催されています。
雪と氷だけで作られたアイスバーやチャペル、そして世界で唯一の氷上露天風呂など、すべてが幻想的。
氷のグラスで飲むカクテルや、凍った湖の上で入る温泉は、他では決して味わえない非日常的な体験となるでしょう。
これらのイベントや自然現象は、天候や気候によって期間が変動します。
旅行を計画する際は、必ず事前に公式サイトなどで最新の情報を確認してください。
おすすめの観光スポットをエリア別に紹介
北海道はエリアごとに全く異なる魅力を持っています。
ここでは、春休みにおすすめの観光スポットを「道南」「道央」「道北」「道東」の4つのエリアに分けてご紹介します。
あなたの興味や旅行プランに合わせて、訪れたいエリアを見つけてみてください。
道南エリア(函館・小樽)
比較的雪解けが早く、春の訪れをいち早く感じられるエリアです。
函館では、異国情緒あふれる元町の教会群や金森赤レンガ倉庫の散策が楽しめます。
まだ空気の澄んだこの時期に見る函館山の夜景は格別です。
小樽では、ノスタルジックな小樽運河沿いを歩いたり、ガラス細工やオルゴールの店を巡るのが定番。
新鮮な海の幸を味わえるのも魅力です。
道央エリア(札幌・支笏湖)
北海道の玄関口であり、都市観光と大自然の両方を楽しめるエリアです。
札幌では、大通公園や時計台などの定番スポットに加え、美味しいスープカレーやラーメン、ジンギスカンに舌鼓。
少し足を延せば、日本最北の不凍湖である支笏湖があり、その透明度の高さと周囲の雪山が織りなす景観は息をのむ美しさです。
道北エリア(富良野・美瑛・旭川)
ラベンダーで有名な富良野や美瑛ですが、春休みはまだ一面の銀世界。
パッチワークのように広がる丘が雪に覆われた風景は、夏とは違う静謐な美しさがあります。
木々が雪と氷で白く輝く様子や、神秘的な青さを湛える「白金青い池」も、この時期ならではの幻想的な姿を見せてくれます。
前述の旭山動物園もこのエリアです。
道東エリア(知床・釧路・阿寒)
手つかずの雄大な自然が最大の魅力。世界自然遺産・知床では、流氷ウォークなどの冬ならではのアクティビティが楽しめます(3月上旬まで)。
日本最大の湿原である釧路湿原では、特別天然記念物のタンチョウの姿を見られるかもしれません。
神秘的な摩周湖や、美しいマリモで知られる阿寒湖周辺の温泉で、ゆっくりと旅の疲れを癒すのもおすすめです。
夏モデルコースとは違う春の楽しみ方
「北海道旅行」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、ラベンダーが咲き誇る夏の富良野や、緑豊かな牧草地、色鮮やかな花畑かもしれません。
しかし、春休みの北海道は、そうした夏のイメージとは全く異なる、白と青を基調とした静かで美しい世界が広がっています。
夏モデルコースが「色彩」と「爽快感」をテーマにしているとすれば、春の楽しみ方は「自然の力強さ」と「旬の味覚」がテーマになります。
アクティビティの違い
夏はカヌーやラフティング、サイクリングなどが人気ですが、春休みは冬のアクティビティが主役です。
スキーやスノーボードはもちろん、スノーシューを履いて静かな森を歩くスノートレッキング、凍った湖でのワカサギ釣り、そして道東では流氷ウォークなど、雪と氷を活かした体験が目白押しです。
これらのアクティビティは、夏の北海道では決して体験できません。
旬のグルメの違い
食の宝庫・北海道は、季節ごとに旬の味覚が変わります。
夏のウニやメロン、とうもろこしも絶品ですが、春休み時期に旬を迎える食材も見逃せません。
春に味わうべき北海道の味覚
- 毛ガニ:
流氷が去った後のオホーツク海で獲れる毛ガニは、身が締まり、カニ味噌も濃厚で絶品です。 - ニシン:
かつて「群来(くき)」と呼ばれる大群が押し寄せた小樽周辺では、脂がのったニシンが旬を迎えます。 - 八角(ハッカク):
見た目は少し個性的ですが、白身魚とは思えないほど脂がのっており、刺身や塩焼きで食べるとその美味しさに驚きます。 - ボタンエビ:
内浦湾(噴火湾)では3月から漁が解禁され、冷凍されていない生のボタンエビの、とろけるような甘さを堪能できます。
このように、夏のモデルコースとは全く違う魅力に溢れているのが春休みの北海道です。
あえてこの時期を狙って訪れることで、北海道の奥深い魅力を再発見できるはずです。
子連れに便利な家族ツアーの選び方
小さな子供を連れての北海道旅行は、楽しみな反面、移動や食事、ホテルのことなど、心配事も多いものです。
そんな時に心強いのが、旅行会社が提供する家族向けのパッケージツアーです。
個人で手配するよりも効率的で、子連れに嬉しい配慮がされているプランも多くあります。
ただ、数あるツアーの中から最適なものを選ぶには、いくつかのポイントがあります。
価格だけで選んでしまうと、「移動が多くて子供が疲れてしまった」「食事が子供の口に合わなかった」といった失敗にも繋がりかねません。
家族ツアー選びでチェックすべき5つのポイント
- 移動手段とスケジュール
広大な北海道では移動時間が長くなりがちです。1日の移動距離が短く、ゆったりとした日程が組まれているかを確認しましょう。レンタカー付きのプランは、子供のペースに合わせて休憩を取ったり、急なトイレにも対応できるため、特におすすめです。 - 子供向け体験の有無
子供が飽きずに楽しめる体験が含まれているかどうかも重要です。旭山動物園のような定番スポットはもちろん、札幌の「白い恋人パーク」でのお菓子作り体験や、牧場での動物とのふれあい体験など、子供の年齢や興味に合ったアクティビティが組み込まれているプランを選びましょう。 - ホテルの設備と食事
赤ちゃん連れの場合は、ベッドから落ちる心配のない和室や、ベビーベッドの貸し出しがあるホテルが安心です。また、食事はバイキング形式だと、子供が好きなものを選べるので喜ばれます。添い寝の子供は無料になるプランなど、子供料金の設定も確認しましょう。 - フライトの時間帯
子供の生活リズムを崩さないよう、早朝や深夜のフライトは避けるのが無難です。お昼寝の時間に合わせてフライトを選ぶなどの工夫も有効です。 - 口コミの確認
実際にそのツアーに参加した家族の口コミは非常に参考になります。「思ったよりハードだった」「ガイドさんが子供に優しかった」など、リアルな声を確認してから申し込みましょう。
子連れブログで事前に情報を集めよう
旅行会社のツアー情報や公式サイトも重要ですが、実際に子供を連れて北海道を旅した人の「生の声」が掲載されている子連れブログは、計画を立てる上で非常に貴重な情報源となります。
ガイドブックには載っていない、リアルで実践的な情報を得ることができます。
なぜなら、子連れ旅行の悩みは、実際に体験した人でなければ分からないことが多いからです。
「ベビーカーでこの観光地は無理だった」「ここのレストランは子供椅子があって助かった」といった情報は、計画の精度を格段に上げてくれます。
ブログでチェックすべき情報
子連れブログを参考にする際は、特に以下の点に注目して情報を集めると良いでしょう。
- 移動手段の詳細:
レンタカーでのチャイルドシートの様子、公共交通機関の混雑状況、駅のエレベーターの有無など。 - 施設のリアルな情報:
授乳室やおむつ替えスペースの清潔さや場所、キッズスペースの有無、子供向けメニューの内容など。 - 子供の反応:
実際にその観光地やアクティビティを体験した子供が、どんな反応だったか。年齢によっても興味は大きく異なります。 - 持ち物リスト:
持って行って便利だったもの、逆に不要だったものなど、経験者ならではの持ち物リストは大変参考になります。 - 失敗談:
成功体験だけでなく、「こうすれば良かった」という失敗談こそ、自分の旅行計画に活かせる宝の情報です。
情報の取捨選択も大切
ブログの情報は非常に有益ですが、注意点もあります。それは、情報が古い可能性があるということです。
施設の営業時間やサービス内容は変更されることがあるため、ブログで得た情報は、必ず公式サイトなどで再確認する習慣をつけましょう。
また、個人の感想であるため、全てが自分の家族に当てはまるとは限りません。
複数のブログを読んで、多角的に情報を集めることが大切です。
最高の北海道旅行 春休みの思い出作り
記事のポイントをまとめます。
- 3月の北海道旅行は「真冬」の服装が必須
- 特に防水性と滑り止め機能のある靴は最重要アイテム
- 道央・道南・道北・道東で気候が大きく異なるため行き先に合わせた準備を
- 格安で旅行するなら春休みが始まる前の3月中旬までが狙い目
- 航空券はLCCの活用やFSCの早割、平日便の利用で費用を抑える
- 3泊4日の標準的な予算は一人あたり10万円から13万円が目安
- 大学生はゲストハウスやフェリーを利用すれば7万円台からの旅行も可能
- 一人旅の予算は8万円から12万円程度を見込んでおくと安心
- 3月は流氷やペンギンの散歩など冬限定の絶景やイベントのラストチャンス
- 夏のラベンダーとは違う、雪景色や冬のアクティビティが春の魅力
- 旬の味覚は毛ガニやニシン、生のボタンエビなどがおすすめ
- 子連れ旅行は移動が少なく、子供向け体験が含まれたツアーが便利
- レンタカー付きプランは子供のペースに合わせやすく家族旅行に最適
- 子連れブログではリアルな施設の状況や子供の反応が参考になる
- ブログの情報は公式サイトで最新情報を再確認することが重要
参考