こんにちは。北海道旅行&観光スポット【ii-hokkaido.com】運営者のYoyoです。
「冬の北海道に行ってみたいけれど、雪道の運転はスリップしそうで怖いから、できれば電車で安心して移動したい」「車なしでも、北海道ならではの真っ白な絶景や美味しいグルメを効率よく楽しみたい」
そんなふうに考えて、冬の旅行計画に頭を悩ませていませんか?
私自身、冬の北海道を旅するときは、レンタカーを借りずにJR(鉄道)を積極的に利用することが多いです。もちろん、大雪による運休のリスクはゼロではありませんが、定時性が高く、何より温かい車内で駅弁やおやつを食べながら、リラックスして移動できるのは大きな魅力です。
車窓いっぱいに広がる真っ白な雪原や、荒々しい冬の日本海を眺めながらの移動は、それ自体が一つの素晴らしい観光体験になります。運転の緊張感から解放されるので、景色を100%楽しめるのが鉄道旅の最大の醍醐味ですよね。
この記事では、札幌から電車で行ける観光地 冬のベストスポットや、現地のリアルな様子、そして冬の鉄道旅で絶対に知っておきたい「服装」や「リスク管理」のコツを、私の実体験を交えてたっぷりと、そして網羅的にご紹介します。
初めての冬の北海道でも、この記事を読めば「どこへ行けばいいの?」「何を着ていけばいいの?」「電車が止まったらどうしよう?」という不安が解消され、ワクワクする計画に変わるはずです。ぜひ、冬の旅のしおり代わりに活用してください。
記事のポイント
- 札幌駅からJRでアクセスしやすい、冬こそ行くべきおすすめ観光地と具体的なモデルコース
- 「小樽雪あかりの路」や「支笏湖氷濤まつり」など、期間限定イベントの2025-2026年最新開催情報
- 車内の強力な暖房と氷点下の外気、その寒暖差に対応する服装のコツや必須の持ち物
- 車なしでも「雪遊び」や「本格的な温泉」を諦めない、具体的な移動プランと楽しみ方
札幌から電車で行ける観光地を冬に楽しむ日帰り旅

- 小樽は冬の日帰り観光に最適なモデルコース
- 支笏湖や滝川のイベントは冬の旅におすすめ
- 旭山動物園とグルメを楽しむ1泊2日の鉄道旅行
- 登別温泉で湯治体験をする冬の贅沢な過ごし方
- 美唄や当別などの穴場スポットで遊ぶ雪体験
札幌を拠点にすれば、JRを利用して日帰りでも十分に冬の北海道の魅力を満喫できます。
「一面の雪景色が見たい」「北海道らしい美味しいものが食べたい」という願いを叶える、鉄板ルートから知る人ぞ知る穴場まで、まずはアクセスの良いエリアから詳しくご紹介します。
小樽は冬の日帰り観光に最適なモデルコース

札幌駅から快速エアポートに乗って最短約35分。
小樽は、冬の鉄道旅で最もアクセスしやすく、かつ「来てよかった!」という満足度が非常に高い行き先です。
日中は1時間に5〜6本もの列車が走っているので、時間を気にせず気ままに出かけられるのも嬉しいポイントです。
車窓から楽しむ冬の日本海と断崖絶壁
札幌を出発して銭函(ぜにばこ)駅を過ぎると、列車は石狩湾の海岸線ギリギリを走る「海沿いの回廊」に入ります。ここが小樽へ向かう旅の最初のハイライトです。冬の日本海は、夏とは全く違う表情を見せます。
鉛色の空と、白く泡立つ荒波、そして線路脇に迫る雪の壁が、北海道の冬の厳しさと美しさを同時に教えてくれます。運が良ければ、雲の切れ間から「天使の梯子」のような光が海面に降り注ぐ、神々しい景色に出会えることもあります。
この景色を楽しむなら、進行方向に向かって右側の座席(D席側)を確保するのが絶対におすすめです。
冬の小樽運河と「暖」をとるスイーツ巡り
小樽駅に到着したら、駅舎の入り口にある無数のランプがお出迎え。まずは徒歩で小樽運河へ向かいましょう。冬の運河は、石造りの倉庫群の屋根にこんもりと分厚い雪が積もり、つららが下がる様子が見られます。
特に夕暮れ時(冬は16時頃から暗くなり始めます)、ガス灯にオレンジ色の明かりが灯る瞬間は言葉を失う美しさです。雪が音を吸収するからか、あたりがシーンと静まり返っているのも冬ならではの魅力ですね。
もちろん、外を歩き続ければ体は芯まで冷えます。しかし、小樽観光の強みは「逃げ場」がたくさんあること。堺町通り商店街には、「ルタオ」「北菓楼」「六花亭」といった北海道を代表する有名スイーツ店や、北一硝子などのガラス工房、オルゴール堂が軒を連ねています。
「少し歩いて体が冷えたら、お店に入って限定のチーズケーキやシュークリームを食べて暖まる」。この「観光」と「休憩」のサンドイッチができるので、寒がりな方でも無理なく観光を楽しめます。
冬だけの特別なアクティビティ「青の洞窟クルーズ」
意外と知られていないのが、冬でも運行しているクルーズ船です。通常は夏のアクティビティと思われがちですが、「青の洞窟」方面へ行くクルーズも、天候次第ですが冬期運行している会社(龍宮クルーズなど)があります。
船上から眺める、雪化粧した断崖絶壁や、厳しい寒さに耐える海鳥たちの姿は、陸からは絶対に見られない絶景です。防寒ウェアの貸し出しを行っているところも多いので、より深い体験を求める方は事前にチェックしてみてください。
小樽グルメメモ
冬の小樽といえば、お寿司も外せません。
私がよく利用するのは、JR小樽駅構内にある「伊勢鮨 駅中店」です。立ち食いスタイルですが、ミシュラン掲載店の味がリーズナブルに楽しめます。移動の合間にサクッと、冬に旬を迎えるシャコやニシン、脂の乗ったブリなどの極上の握りを食べるのが、私の密かな楽しみです。
小樽でのより詳しい過ごし方や、時間配分のモデルコースについては、以下の記事で徹底解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
【小樽観光モデルコースガイド】電車と徒歩で巡る2時間から3泊4日
支笏湖や滝川のイベントは冬の旅におすすめ

「札幌から電車で行ける観光地 冬」と検索すると、どうしても小樽や旭川といった定番スポットが目立ちますが、開催期間の決まった冬のイベントに合わせて行き先を決めるのも、旅の満足度を上げる賢い方法です。
ここでは、鉄道とバスを組み合わせて行ける2つの素晴らしいイベントをご紹介します。
支笏湖氷濤(ひょうとう)まつりの幻想的な世界
まずおすすめしたいのが、千歳エリアで開催される「千歳・支笏湖氷濤まつり」です。
アクセスは、札幌駅から快速エアポートで約30〜40分のJR千歳駅まで行き、そこから北海道中央バス「支笏湖行き」に乗り換えて約45分です。イベント期間中は臨時バスも増便されるため、車なし派でも比較的アクセスしやすいのが特徴です。
このイベントのすごいところは、展示されている巨大な氷像がすべて「支笏湖の湖水」で作られていること。スプリンクラーで時間をかけて骨組みに湖水を吹き付け、厳しい自然の寒さだけで凍らせていきます。
支笏湖の水は透明度が非常に高いため、不純物が少なく青く輝く氷ができあがり、これを「支笏湖ブルー」と呼びます。昼間はそのナチュラルな青さを、夜は色とりどりのライトアップで彩られた幻想的な世界を楽しめます。
| 開催概要(予定) | 詳細 |
|---|---|
| 日程 | 2026年1月31日(土)~2月23日(月・祝) |
| 時間 | 10:00~20:00(ライトアップは16:30頃~) |
| 見どころ | 氷の滑り台、苔の洞門の再現氷像、花火大会(期間中の土日祝など) |
会場は湖畔にあり、遮るものがないため風が強く、体感温度はマイナス15度〜20度近くになることもあります。生半可な服装では5分といられません。スキーウェアや厚手のダウンコート、耳まで隠れる帽子、そして手袋は必須。最強クラスの防寒対策で臨んでくださいね。
たきかわ紙袋ランターンフェスティバル
そして、私が個人的に強く推したい穴場イベントが、空知地方の滝川市で開催される「たきかわ紙袋ランターンフェスティバル」です。札幌駅から特急「ライラック」または「カムイ」に乗れば約50分でJR滝川駅に到着します。
このイベントの最大の魅力は、駅を降りてすぐの商店街(ベルロード周辺)がメイン会場であること。長い距離を歩く必要がなく、電車旅行者にとって非常にアクセスが良いのです。
このイベントは、一夜限り(2026年は2月21日開催予定)の儚いお祭り。市民の皆さんが手作りした、切り絵細工を施した紙袋ランターンが街路を埋め尽くします。
その数、なんと1万個以上。商業的な派手さや大規模なプロジェクションマッピングはありませんが、雪の中にゆらめく無数の温かい灯りと、地元の方々の手作りのおもてなしに包まれる時間は、心に深く残る体験になります。
混雑も札幌のイベントほどではないので、静かに、そしてゆっくりと冬の夜の情緒を楽しみたい方にはぴったりですよ。
旭山動物園とグルメを楽しむ1泊2日の鉄道旅行

北海道の冬観光において、「旭山動物園」は外せないスーパースターです。
札幌から日帰りも可能ですが、見どころの多さと移動時間を考えると、旭川で1泊するプランがゆとりがあってお勧めです。
冬ならではの動物たちの姿と、旭川グルメを堪能しましょう。
アクセスは特急列車で快適に

札幌駅から特急「ライラック」や「カムイ」に乗車し、約1時間25分で旭川駅へ到着します。
この区間は北海道の大動脈であり、1時間に1〜2本と本数が多く、自由席も連結されているので、予約なしでも比較的気楽に利用できます。
旭川駅は新しくて木のぬくもりが感じられる美しい駅舎です。
そこから駅前のバスターミナルへ移動し、旭川電気軌道のバス(約40分)で動物園へ向かいます。
冬こそ本番!生き生きとした動物たち

「冬の動物園って、動物たちは寒くて寝てるんじゃない?」と思うかもしれませんが、旭山動物園に関しては逆です。もともと寒冷地に生息するホッキョクグマ、アムールトラ、ユキヒョウなどは、雪の中でこそ本来の活発な姿を見せてくれます。
雪に体をこすりつけたり、巨大なプールにダイブしたり、白い息を吐きながら歩き回る姿は、野生そのものの迫力があります。
そして、冬の代名詞「ペンギンの散歩」。
これは単なるショーではなく、冬場の運動不足解消を目的とした「行動展示」の一つです。積雪期(通常12月下旬〜3月中旬)の午前11時と午後2時30分(3月は午前のみの場合あり)に実施され、目の前をキングペンギンたちがヨチヨチと、時には腹ばいで滑りながら行進します。
手を伸ばせば届きそうな距離(もちろん触るのは禁止です!)を歩く姿に、大人も子供も大興奮間違いなしです。
旭川の夜は「食」を堪能

1泊するメリットは、旭川の夜グルメをゆっくり楽しめること。
旭川駅周辺から徒歩圏内の「さんろく街」には、魅力的な飲食店が集まっています。
- 旭川ラーメン
表面をラードの膜が覆い、最後まで熱々で食べられる醤油ラーメンは、冷えた体に染み渡る美味しさ。「蜂屋」や「青葉」などの老舗巡りも楽しいです。 - 新子焼き(しんこやき)
若鶏の半身を炭火で焼いた旭川のソウルフード。甘辛いタレが絡んだジューシーなお肉を、豪快にかぶりつきましょう。 - 日本酒
旭川は「男山」「高砂酒造」「大雪乃蔵」など酒蔵の街でもあります。地元の居酒屋で、地酒と冬の海の幸を味わうのは大人の贅沢ですね。
旭山動物園への詳しいアクセス方法や、バスの乗り方などについては、以下の記事で初心者の方にもわかりやすく解説しています。
北海道旅行で旭山動物園を楽しむための便利な行き方と移動手段ガイド
登別温泉で湯治体験をする冬の贅沢な過ごし方

寒い冬こそ、温泉のありがたみが五臓六腑に染み渡ります。
札幌から特急「北斗」や「すずらん」に乗って約1時間10分。
日本有数の温泉地、登別温泉への鉄道旅のご提案です。
地獄谷の雪景色と大地のエネルギー

JR登別駅に降り立つと、駅のホームにすでに微かな硫黄の香りが漂っています。これだけで温泉気分が高まりますよね。駅前から道南バスで約15分、温泉街へ向かいましょう。宿に荷物を預けたら、まずは源泉地である「地獄谷」へ。
冬の地獄谷は圧巻です。一面の真っ白な雪景色の中、あちこちから轟音と共に白い蒸気が噴き出し、大地のエネルギーを肌で感じることができます。黄色い岩肌、白い雪、そして立ち上る湯気のコントラストは、この世のものとは思えない光景です。
【重要】足元の注意
地獄谷の遊歩道は整備されていますが、冬場は噴気による湿気で凍結しやすく、非常に滑りやすくなっています。
スニーカーでは危険です。
必ず滑り止めのついた冬靴か、コンビニなどで売っている着脱式のスパイクを装着して散策してください。
「温泉のデパート」で湯巡り三昧

登別温泉は、一つのエリアで9種類もの泉質が湧き出る世界的にも珍しい場所。「温泉のデパート」と呼ばれる所以です。独特の硫黄の香りがする硫黄泉、保温効果の高い食塩泉、肌を引き締める明礬泉など、効能の異なるお湯を一度に楽しめるのはここならでは。
多くのホテルや旅館が日帰り入浴を受け付けているので、泊まりでなくても「湯巡り」が楽しめます。例えば、「第一滝本館」の広大な大浴場からは地獄谷を一望でき、雪見風呂のロケーションとしては最高です。
また、「ホテルまほろば」や「夢元さぎり湯」など、それぞれに特徴があります。冷え切った体を濃厚な温泉で温め、湯上がりには温泉街でソフトクリームを食べる。そんな「寒さと暖かさ」の往復を楽しむのが、冬の登別の醍醐味です。
美唄や当別などの穴場スポットで遊ぶ雪体験

「スキーやスノーボードはハードルが高いけど、せっかく北海道に来たなら雪遊びがしたい!」という方におすすめなのが、札幌近郊の穴場スポットです。
観光客でごった返す場所を避けて、のんびりと雪を楽しめます。
手ぶらで雪遊び!美唄スノーランド

札幌駅から特急で約35〜50分、美唄(びばい)市にある「美唄スノーランド」は、ゴルフ場を冬期開放したレジャー施設です。
ここの素晴らしい点は、「車なし」の旅行者に優しいこと。体験予約をすれば、JR美唄駅から無料送迎バス(要予約)を利用できるんです。タクシー代を気にせず移動できるのは本当に助かります。
現地では、スノーラフティング(スノーモービルが引っ張るゴムボートに乗るスリル満点のアクティビティ)や、体当たりしても痛くないバブルボール、雪上ファットバイクなど、特別な技術がいらない遊びが充実しています。
ウェアのレンタルもあるので、手ぶらで行って雪まみれになって遊ぶことができますよ。
ロイズカカオ&チョコレートタウンで甘い体験

もう一つのおすすめは、札幌駅からJR学園都市線で約30〜40分、「ロイズタウン駅」直結の「ロイズカカオ&チョコレートタウン」です。
ここは完全屋内の施設なので、外が猛吹雪でも全く問題なし!カカオの栽培からチョコレートができるまでの工程を、ゲームや展示を通して楽しく学べます。特に人気なのが、自分だけのオリジナル板チョコレートを作れるワークショップ(要予約・別料金)。
トッピングを自由に選んで作った世界に一つのチョコは、最高のお土産になります。施設内には、ここでしか買えない限定のパンやスイーツも豊富です。
駅直結という利便性は、冬の北海道旅行において最強のメリット。旅の最終日、フライトまでの時間調整や、天候が悪化した際のバックアッププランとしても覚えておくと役立ちます。
目的別で探す札幌から電車で行ける観光地の冬ガイド

- 小樽雪あかりの路は冬のデートで訪れたい名所
- 子連れ旅行にはロイズタウンやFビレッジが便利
- 車なしで移動する際の服装と雪道の注意点
- 冬の鉄道移動で気をつけたい運休リスクと対策
- 札幌から電車で行ける観光地で冬の思い出を作ろう
旅行のメンバーや目的によって、最適な行き先は変わってきます。
「デートで失敗したくない」「子供を飽きさせたくない」。
そんなシチュエーション別のニーズに応える、失敗しない選び方をご提案します。
小樽雪あかりの路は冬のデートで訪れたい名所

2月にカップルやご夫婦で訪れるなら、間違いなく「小樽雪あかりの路」をおすすめします。
さっぽろ雪まつりが大規模で華やかな「動」の祭りだとすれば、こちらは静寂と癒やしの「静」のイベントです。
ロマンチックな「浮き玉キャンドル」
メイン会場となる運河の水面には、かつて漁業で使われていたガラスの浮き玉にキャンドルを入れた「浮き玉キャンドル」がゆらめきます。水面に揺れる灯りと、運河沿いの倉庫群のライトアップが重なり、あたり一帯がオレンジ色の優しい光に包まれます。
隣接する手宮線会場(旧国鉄手宮線の廃線跡)には、雪で作られたオブジェやスノートンネルが並び、まるで絵本の世界に入り込んだような感覚になります。
ボランティアの温もりに触れる
このイベントの最大の特徴は、すべてが市民ボランティアの手作りだということ。
厳寒の中、消えかけたキャンドルに一つひとつ火を灯し直すボランティアの方々の姿を見ると、心が温かくなります。派手なアトラクションはありませんが、大切な人と手を繋いで、静かに灯りを見つめながら歩く時間は、何物にも代えがたい思い出になるでしょう。
散策の後は、運河沿いの倉庫を改装したレストランでディナーを予約しておけば完璧です。冷えた体に温かい料理とワイン。冬の小樽デートの王道コースです。
ちなみに、「小樽芸術村」の中庭などでもキャンドル展示が行われることがあるので、少し足を伸ばして散策してみるのもおすすめです。
子連れ旅行にはロイズタウンやFビレッジが便利

小さなお子様連れの冬旅で一番の懸念は、「子供が寒さに耐えられるか」そして「トイレや休憩場所はすぐ見つかるか」ということではないでしょうか。
全天候型のロイズタウン
先ほども紹介した「ロイズカカオ&チョコレートタウン」は、子連れ旅行の救世主です。
施設内は暖かく、清潔なオムツ替えスペースや休憩ベンチも充実しています。展示も「見る」だけでなく「触る」「遊ぶ」要素が多いので、子供たちが飽きずに楽しめます。駅直結で、雪道をほとんど歩かせずに済むのも、親御さんにとっては涙が出るほど嬉しいポイントですよね。
進化する観光拠点 Fビレッジ
北広島市にある「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE(Fビレッジ)」も、冬のファミリー旅行におすすめです。札幌駅からJR北広島駅まで快速で約17分、そこからシャトルバスで約5分とアクセスも良好。
野球の試合がない冬期間も、「F VILLAGE Snow Park」として営業しており、手ぶらでスキー体験や雪遊びができます。道具のレンタルが完備されているので、重い荷物を持つ必要がありません。
遊び疲れたら、球場内のフードホールで温かい食事をとったり、天然温泉&サウナで温まったりと、一つのエリアですべてが完結します。
ボーネルンドがプロデュースする日本最大級のキッズエリア(屋内)もあるため、天候が悪くても子供たちは全力で遊べます。まさに「冬の家族旅行のベースキャンプ」として機能する施設です。
車なしで移動する際の服装と雪道の注意点

鉄道旅の場合、駅のホームでの待ち時間や、駅から観光スポットへの徒歩移動など、どうしても外にいる時間が長くなります。
一方で、JRの車内や商業施設の中は暖房がガンガンに効いていて暑いくらい。
この「温度差」にいかに対応するかが、快適な旅の鍵を握ります。
基本は「レイヤード(重ね着)」スタイル
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厚手のコート1枚だけで防寒しようとすると、室内に入った時に暑くて汗をかき、外に出た瞬間にその汗が冷えて風邪を引く原因になります。
- アウター
風を通さない厚手のダウンやコート(フード付きがベスト)。雪が降っても傘をささずにフードで凌ぐのが北海道流です。 - ミドルレイヤー
前開きのフリースやカーディガン、ウルトラライトダウンなど、脱ぎ着しやすいもの。電車に乗ったらすぐに脱げるようにしましょう。 - インナー
吸湿発熱素材の肌着。汗冷えを防ぐタイプがおすすめ。
この3層構造を基本にして、マフラー、手袋、ニット帽(耳まで隠れるもの)で肌の露出を極力減らしましょう。
特に「首」「手首」「足首」の3つの首を温めると、体感温度がグッと上がります。貼るカイロを背中(肩甲骨の間)や腰に貼っておくのも効果的です。
足元の装備は最重要!命に関わります

北海道の冬道で、スニーカーやヒールは自殺行為です。必ず靴底の溝が深く、滑りにくい素材の「スノーブーツ」を用意してください。冷えを防ぐために厚手の靴下を履くので、サイズは少し大きめを選ぶのがコツです。
さらに、札幌駅や新千歳空港の売店、コンビニなどで売っている「着脱式の滑り止め(スパイク)」を購入し、カバンに入れておくことを強くおすすめします。ツルツルに磨かれた氷のような路面(ブラックアイスバーン)に出くわした時、これがあるだけで転倒リスクが激減します。
より詳細な服装の選び方や、おしゃれと防寒を両立させるコツについては、こちらの記事で徹底的に解説しています。パッキングの前にぜひチェックしてください。
北海道の冬服でおしゃれを楽しむ服装術!基本とおすすめを完全解説
冬の鉄道移動で気をつけたい運休リスクと対策

北海道の冬の鉄道旅で避けて通れない現実、それが「雪や暴風による運休・遅延」です。
特に札幌〜小樽間の海沿いエリアや、札幌〜旭川間の岩見沢周辺は、日本有数の豪雪地帯であり、視界不良や吹き溜まりによって電車が止まることが珍しくありません。
計画運休というシステム
近年、JR北海道では大きな災害を防ぐため、暴風雪が予報された段階で早めに列車の運行を取り止める「計画運休」を実施する傾向にあります。これは安全のためには素晴らしいことですが、旅行者にとっては旅程が白紙になるリスクでもあります。
リスク回避の3つの鉄則
- スケジュールには余白を
ギリギリの乗り継ぎは避けましょう。「1本遅れても大丈夫」「最悪、目的地に行けなくても札幌で遊べばいい」くらいの心の余裕を持つことが大切です。 - 運行情報を常にチェック
朝起きたらまず天気予報とJRの運行情報を確認する癖をつけてください。駅に行ってから「止まってた!」と知るのはダメージが大きすぎます。
(出典:JR北海道 列車運行情報) - 代替手段(バス)の把握
JRが止まっても、高速道路が生きていれば都市間バス(中央バスの「高速あさひかわ号」「高速おたる号」など)で移動できる場合があります。バス乗り場の位置と時刻表も軽く頭に入れておくと、いざという時にパニックにならずに済みます。
特に、新千歳空港へ向かう帰宅日は要注意です。快速エアポートが運休すると、空港へのアクセス手段が一気にパンクします。冬場だけは、フライトの3〜4時間前には空港に着くつもりで早めに行動しましょう。
早く着きすぎても、新千歳空港なら温泉、映画館、グルメと楽しみは無限にあるので退屈しませんよ。
札幌から電車で行ける観光地で冬の思い出を作ろう

冬の北海道は、厳しい自然環境と隣り合わせです。でも、だからこそ見られる透き通った空気、白銀の世界、温かいグルメ、そして人の優しさがあります。
札幌から電車に乗って少し足を伸ばすだけで、港町の情緒、大自然の神秘、そして動物たちのたくましさに触れることができます。時には吹雪で電車が遅れたり、寒さで手がかじかんだりすることもあるかもしれません。
でも、後になって振り返れば、「あの時食べたラーメンが美味しかったね」「駅のストーブが暖かかったね」と、そんなハプニングも含めて忘れられない旅の思い出になるはずです。
しっかり準備をして、心に余裕を持って。どうぞ安全で、素晴らしい冬の鉄道旅を楽しんでくださいね!
参考