北海道旅行&観光スポット【ii-hokkaido.com】運営者Yoyoです。
家族や愛犬と道内を巡っていると、ガイドブックには載っていないけれど地元の人に愛されている素晴らしいものに出会うことがあります。
「北海道のお土産」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは何でしょうか?
白い恋人やマルセイバターサンドといった定番銘菓は確かに美味しいですし、もらえば嬉しいものです。
しかし、せっかく北海道まで足を運んだのなら、渡した相手が「えっ、こんなの知らなかった!」「どこで見つけたの?」と目を輝かせるような、特別な一品を選んでみたいと思いませんか?
実は、北海道の魅力の真髄は、観光客向けに大きく宣伝されている商品よりも、地元民が日常的に楽しんでいる味や、あえて流通を制限している希少なアイテムにこそ隠されています。
でも、いざそういった「知る人ぞ知るお土産」を探そうとすると、どこで買えるのか、賞味期限はどれくらいなのか、本当に美味しいのかといった情報は意外と少ないものです。
そこで今回は、北海道中を旅して食べ歩いてきた私が実際に試して感動した、隠れた名品たちを厳選してご紹介します。
単なる商品リストではなく、購入するための攻略法や、より美味しく食べるための裏技も合わせてお伝えしますので、ぜひ旅の参考にしてください。
記事のポイント
- 賞味期限や保存方法など購入前に知っておきたい注意点がわかる
- 新千歳空港や地元スーパーで買える隠れた名品が見つかる
- 甘いものが苦手な人やお酒好きな人に喜ばれる選択肢が増える
- 食べ物以外で北海道らしさを感じるセンスの良い雑貨に出会える
北海道の知る人ぞ知るお土産でおすすめの食・グルメ

- 賞味期限が短いスイーツの希少価値を楽しむ
- 新千歳空港でしか買えない限定品を狙う
- スーパーで探す地元の愛用調味料が熱い
- 甘くないおつまみや海産物の魅力
- 昔ながらのお菓子とソウルフードで懐かしさを
- ランキング外でも絶品の隠れた名酒を探す
北海道の食の豊かさは、有名な銘菓だけにとどまりません。
広大な大地と豊かな海に囲まれたこの場所では、素材そのものの力が圧倒的に強いため、シンプルな加工品や調味料でさえも極上のグルメになり得ます。
実は、地元民がスーパーでカゴに入れている日常の食材や、職人がこだわり抜いてあえて日持ちさせないように作ったスイーツなど、深掘りすればするほど魅力的な「食」に出会えます。
ここでは、私が自信を持っておすすめできる、少しツウな北海道グルメをご紹介します。
賞味期限が短いスイーツの希少価値を楽しむ

北海道のお土産といえば、個包装で日持ちが良く、職場などで配りやすいクッキーなどが定番ですが、あえて「賞味期限が短い」スイーツを選ぶことこそが、今の北海道土産の贅沢な楽しみ方であり、トレンドになりつつあります。
「持ち帰るのが大変」「すぐに食べなければならない」というハードル自体が、渡した相手への「あなたのために、鮮度抜群の北海道を持ってきたよ」という特別なメッセージになるのです。
札幌・千秋庵の「生ノースマン」

まず外せないのが、札幌の老舗・千秋庵が手がける「生ノースマン」です。
1974年の発売以来、道民に愛されてきたパイ菓子「ノースマン」をご存知でしょうか?
しっとりとしたパイ生地で小豆餡を包んだ伝統銘菓なのですが、これに北海道産の生クリームをたっぷりと注入したのが「生ノースマン」です。
これがもう、単なるアレンジ版とは呼べないほどの絶品。
500層以上に折り重ねられたパイ生地の香ばしさと塩気、丁寧に炊き上げられたあんこの甘さ、そしてフレッシュな生クリームのコクが、口の中で三位一体となってとろけます。
通常のノースマンとは異なり、こちらは要冷蔵スイーツです。
賞味期限は製造からわずか3日。
もちろん保冷剤は必須ですし、帰宅後すぐに冷蔵庫へ入れる必要があります。
それでも、このリッチな味わいは、苦労して持ち帰る価値が十分にあります。
函館・スナッフルスの「チーズオムレット」

また、函館発の洋菓子店・ペイストリー スナッフルスの「チーズオムレット」も強くおすすめしたい逸品です。
「チーズケーキ」と聞くとずっしりしたタイプを想像するかもしれませんが、これはスフレタイプ。
フォークを入れると「シュワッ」と音がするほどエアリーで、口に入れた瞬間に雪のように溶けてなくなります。
原材料は北海道産のクリームチーズ、卵、牛乳など非常にシンプルで、冷凍せずに焼き立てのフレッシュさをそのままチルドで届けることにこだわっています。
かつては函館に行かなければ買えない「幻のスイーツ」でしたが、現在は新千歳空港や札幌駅周辺でも購入可能です。
とはいえ、その繊細な食感は、やはり北海道の空気の中で味わってこそ。
プレーン以外にも、蒸し焼きショコラやメイプルなど、季節限定のフレーバーが登場することもあるので、店頭でのチェックは欠かせません。

新千歳空港でしか買えない限定品を狙う

新千歳空港は単なる移動の通過点ではありません。
北海道中の美味しいものが集結し、さらにここでしか買えない限定商品がひしめき合う、巨大な「お土産のテーマパーク」であり「激戦区」です。
旅の最後に空港で過ごす時間を2〜3時間確保してでも、ここでしか買えない限定品を手に入れる価値はあります。
「わざわざ空港内を探し回って選んでくれた」というストーリーも、お土産の一部として一緒に贈ることができるからです。
美瑛選果の「びえいのコーンぱん」

中でも入手困難レベルが高く、それゆえに手に入れた時の喜びが大きいのが、JAびえい 美瑛選果の「びえいのコーンぱん」です。
このパンの最大の特徴は、水と砂糖を一切使わず、スイートコーンの水分と甘みだけで焼き上げていること。
パンを割ると、中には溢れんばかりのコーンがぎっしり詰まっており、食べた瞬間に素材そのものの濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。
焼き上がり時間は1日に数回決まっており、それぞれの時間の30分〜1時間前から行列ができ始め、整理券があっという間になくなるほどの人気ぶりです。
「お一人様2箱まで」といった購入制限があることも多く、まさにプラチナチケット級のパンと言えるでしょう。
もし運良く買えたなら、あなたは相当な幸運の持ち主です。
翌朝の朝食にこのパンが出てきたら、家族全員が笑顔になること間違いなしです。
北菓楼の「夢風船」

そして、もう一つおすすめしたいのが北菓楼の「夢風船」です。
新千歳空港限定のカップシュークリームで、その名の通り風船のように膨らんだモチモチとした生地が特徴です。
なぜカップに入っているかというと、中のクリームがトロトロすぎて、通常のシュークリームの形状では溢れ出してしまうから。
生地の上部はカリッとしたフォンダン(砂糖衣)がかかっており、甘さと食感のアクセントになっています。
特製のカスタードと生クリームを合わせたクリームは濃厚なのに後味はすっきり。
フォークで生地をちぎりながら、たっぷりとクリームをつけて食べるスタイルもユニークです。
賞味期限は当日中なので、機内でのおやつや、空港のラウンジで旅の余韻に浸りながら食べるのが最高ですよ。
キャラメルキッチンの「ホームメイドキャラメル」

さらに、グリコが展開するキャラメル専門店「キャラメルキッチン」も忘れてはいけません。
店内に銅釜があり、実際にキャラメルを炊き上げている様子を見ることができます。
北海道産の牛乳とバターを贅沢に使用した「ホームメイドキャラメル」は、市販のキャラメルとは全く別次元の口溶けとフレッシュなミルク感があります。
アーモンドやバターなどのフレーバーがあり、おしゃれな小箱に入っているため、ちょっとしたプチギフトとしても非常に優秀です。
| 商品名 | ブランド | 特徴 | 入手難易度 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|
| びえいのコーンぱん | 美瑛選果 | 水・砂糖不使用、コーンぎっしり | 高(行列必須) | 大切な家族への朝食に |
| 夢風船 | 北菓楼 | もちもち生地×とろとろクリーム | 中(夕方は完売注意) | 機内での贅沢なおやつ |
| ホームメイドキャラメル | キャラメルキッチン | 店内で炊き上げる生食感 | 中 | おしゃれなプチギフト |
スーパーで探す地元の愛用調味料が熱い

「もっと日常の北海道を感じたい」「気取らないけれど本当に美味しいものを贈りたい」という方には、地元のスーパーマーケットが宝の山です。
デパートや空港のお土産売り場ではなく、私たち道民が普段使いしている調味料コーナーにこそ、北国の食卓を支える「魔法のエキス」が並んでいます。
これらは日持ちも良く、価格も手頃なので、料理好きな方への最高のお土産になります。
北海道限定の万能つゆ「めんみ」
代表格はキッコーマンの「めんみ」です。
「え、キッコーマンって全国区でしょ?」と思うかもしれませんが、実はこれ、北海道限定販売の濃縮つゆなんです。
最大の特徴は、かつお、煮干し、昆布、さば、そして北海道らしいホタテの5種類のだしをブレンドしていること。
本州のめんつゆよりも甘みが強く、だしの風味が濃厚で、冷奴にかけるだけでもご馳走になりますし、煮物や親子丼に使えば、一発で味が決まります。
北海道出身者が道外へ引っ越した際に、スーパーに売っていなくて絶望するアイテムの筆頭でもあります。
「ベル」か「ソラチ」か?ジンギスカンのタレ
そして、北海道の家庭の冷蔵庫に必ずあると言っても過言ではないのが「ジンギスカンのタレ」です。
これには大きく分けて二つの派閥があります。
一つは、札幌を中心とする道央・道南エリアで圧倒的なシェアを誇るベル食品の「成吉思汗たれ」。
しょうゆベースに香味野菜とスパイスが効いたキリッとした味わいで、焼いたお肉につけて食べる「後付け」スタイルに最適です。

もう一つは、芦別発祥で道北・道東エリアで根強い人気を持つソラチの「特撰成吉思汗のたれ」。
こちらはリンゴや玉ねぎをふんだんに使ったフルーティーで甘めのタレで、お肉を事前に漬け込むスタイルに適しています。
どちらも羊肉だけでなく、野菜炒めや唐揚げの下味、うどんの味付けなどにも使える万能調味料です。
スーパーなら一本数百円で購入できるので、両方買って食べ比べセットにしてプレゼントするのも楽しいですね。
甘くないおつまみや海産物の魅力

職場へのお土産や、甘いものが苦手な方、あるいはお酒が大好きな方へ贈るなら、進化系の海産物おつまみ(セイボリー)がおすすめです。
「甘くないお土産」は意外と選択肢が少ないと思われがちですが、北海道の海産物加工技術は世界レベル。
常温や冷蔵で持ち帰れる、洗練されたおつまみがたくさんあります。
ワインに合う進化系珍味「カズチー」

近年、爆発的なヒットとなり、一時は入手困難で「幻のつまみ」とまで言われたのが井原水産(留萌市)の「カズチー」です。
これは、燻製した数の子をチーズに練り込んだ一口サイズのおつまみ。
数の子の「プチプチ」とした心地よい食感と、燻製の香ばしさ、そしてチーズの濃厚なコクが見事に融合しています。
特に白ワインや辛口の日本酒とのペアリングは最高で、ホームパーティーの手土産にすれば、そのセンスの良さを褒められること間違いなしです。
最近は空港やカルディ、成城石井などでも見かけるようになりましたが、北海道限定のパッケージや、姉妹品の「ホタチー(ホタテ×チーズ)」、「エビチー(エビ×チーズ)」とセットで贈ると、より喜ばれます。
ご飯泥棒の異名を持つ「鮭ルイベ漬」

また、ご飯のお供として最強の部類に入るのが、佐藤水産の「鮭ルイベ漬」です。
「ルイベ」とはアイヌ語で「溶ける食べ物」を意味し、凍らせた魚を食べる北海道の郷土料理です。
この商品は、天然の鮭といくらを特製の醤油ダレに漬け込んだもので、凍ったまま熱々のご飯に乗せると、熱で程よく溶け出し、トロッとした食感と濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。
手巻き寿司の具材としても優秀ですし、そのまま大葉や海苔と一緒に盛り付ければ、高級割烹のような一品になります。
新千歳空港内の佐藤水産でも購入でき、保冷剤をしっかり入れてもらえば持ち帰りも可能です。
小樽・かま栄の「パンロール」
さらに、小樽の老舗蒲鉾店「かま栄」の「パンロール」も外せません。
すり身を食パンで包んで揚げたスナック感覚の蒲鉾で、サクッとしたパンの食感とジューシーなすり身の相性が抜群です。
地方発送をしていない商品も多いため、現地で買って帰る特別感があります。
新千歳空港店でも購入できるので、フライト直前に買って、機内でビールと共に楽しむというのも、旅慣れた人の楽しみ方です。
昔ながらのお菓子とソウルフードで懐かしさを

華やかな最新スイーツも魅力的ですが、何十年も前から地元で愛され続けているレトロなお菓子やソウルフードには、流行に左右されない「本物の愛着」と独特の温かみがあります。
最近は、そのパッケージのレトロ感が逆に「エモい」「かわいい」と若い世代にも再評価されています。
日本一食べにくい?苫小牧の「よいとまけ」
例えば、苫小牧・三星の「よいとまけ」。
1953年の発売以来愛されているこのお菓子は、ハスカップジャムをロールケーキの内側だけでなく、表面にもたっぷりと塗っているのが特徴です。
かつては、切り分ける際に手がベタベタになることから「日本一食べにくいお菓子」として有名でしたが、現在はあらかじめカットされた個包装タイプが主流になり、食べやすさが劇的に向上しています。
北海道特産の果実「ハスカップ」の強烈な酸味と、カステラ生地の甘さのコントラストは、他県のお菓子では味わえない独特の体験です。
その名前は、かつて製紙工場の木場で丸太を上げ下ろしする際のかけ声「よいとまけ」に由来しており、北海道の開拓の歴史を感じさせます。
牛乳必須!旭川の「ビタミンカステーラ」
旭川の高橋製菓が作る「ビタミンカステーラ」も、道民のソウルフードとして外せません。
第一次世界大戦後の食糧難の時代に、子供たちに安価で栄養価の高いお菓子を食べさせたいという願いから生まれました。
長崎カステラとは異なり、日持ちをさせるために水分量を極限まで減らしているため、食感は少しパサパサしています。
しかし、これが逆に良いのです。
道民の流儀は、これを牛乳と一緒に食べること。
口の中の水分を奪われる感覚と、牛乳を含んでしっとりとほどける瞬間のハーモニーが、強烈なノスタルジーを喚起します。
スーパーやコンビニで1個100円前後で売られているので、大量に買って配る「ばらまき土産」としても優秀ですし、話題性も十分です。
ランキング外でも絶品の隠れた名酒を探す

お酒好きな方へのお土産なら、一般的なお土産ランキングには入ってこないような、生産量の少ない希少なお酒を探してみましょう。
北海道の冷涼な気候は、ワイン用ブドウやホップ、そしてボタニカルの栽培に最適であり、近年「北の酒」の評価は世界的に高まっています。
幻のワイン「ドメーヌ・タカヒコ」

ワイン好きなら一度は耳にしたことがあるかもしれない、余市町の「ドメーヌ・タカヒコ」。
ピノ・ノワールを使用した「ナナツモリ」などは、リリースと同時に即完売し、市場ではプレミア価格で取引されるほどの「幻のワイン」です。
正直に言いますが、入手難易度は極めて高いです。
普通の酒屋さんにはまず置いていません。
しかし、札幌市内にある「地酒 仙丸」や「HOKKAIDO LIQUOR STORE キタヤマヤ」、「根本酒店」といった、北海道産酒類に特化したこだわりのある酒屋さんを巡ると、運良く出会えたり、あるいはドメーヌ・タカヒコ出身の若手醸造家が作る新しいワイナリーのボトルに出会えたりすることがあります。
こうした「探すプロセス」も含めて、お酒好きにはたまらない体験となるはずです。
世界が注目する北海道の「クラフトジン」
また、最近特に熱いのがクラフトジンです。
北海道産のボタニカル(植物)を使用した個性的なジンが次々と誕生しています。
例えば、積丹(しゃこたん)スピリットの「KIBOU」は、積丹町のアカエゾマツやキタコブシを使用し、森の香りが濃厚に漂う一本。
積丹ブルーをイメージした美しい青いボトルは、飾っておくだけでも絵になります。
札幌の紅櫻蒸溜所が作る「9148」シリーズは、日高昆布や干し椎茸、切り干し大根など、旨味成分を持つボタニカルを使用したユニークなレシピで知られ、食中酒としても楽しめます。
北海道の知る人ぞ知るお土産で雑貨を選ぶ

- 食べ物以外で贈るアイヌ工芸の粋なデザイン
- ハッカなど香りを楽しむ雑貨の定番
- 札幌や小樽で見つける地域の隠れ家ショップ
- おしゃれで喜ばれる女子旅の戦利品
- 北海道の知る人ぞ知るお土産の選び方
「食べ物は食べてしまえば終わりだけど、長く手元に残るものを贈りたい」。
そんな時には、北海道の自然や文化、空気感をそのまま閉じ込めたような雑貨がぴったりです。
最近は、アイヌの伝統工芸をモダンにアレンジしたものや、地元の素材を使ったコスメなど、日常使いしたくなるおしゃれなアイテムがたくさんあります。
食べ物以外で贈るアイヌ工芸の粋なデザイン

北海道の先住民族であるアイヌの文化。
その独自の文様(モレウなど)には、魔除けや自然への畏敬の念が込められていますが、最近ではそのデザイン性の高さが改めて注目され、現代的なプロダクトとして生まれ変わっています。
モダンなアイヌ文様「ToyToy」

特におすすめなのが、アイヌ文様アーティスト・ToyToy(トイトイ)さんが手がけるブランド「ToyToy」のアイテムです。
アイヌ文様を現代的な切り絵やテキスタイルデザインに落とし込んでおり、マスキングテープやハンカチ、ポーチ、トートバッグなど、普段の生活に取り入れやすい雑貨が揃っています。
伝統的でありながら、北欧デザインにも通じるような洗練された幾何学模様は、アートやデザインに関心がある方への贈り物として非常に喜ばれます。
「これは北海道の先住民族のお守りの文様なんだよ」と一言添えて渡せば、素敵なストーリーギフトになります。
一生モノの伝統工芸「二風谷イタ」
また、平取町二風谷(にぶたに)地方で作られる「二風谷イタ」と呼ばれる伝統的な織物や木工品も素晴らしいです。
オヒョウなどの樹皮の繊維で織られた着物や、独特の文様が彫り込まれたお盆(イタ)などは、経済産業大臣指定の伝統的工芸品にも認定されています。
使い込むほどに手に馴染み、味わいが出る一生モノの工芸品は、大切な人への特別な贈り物にふさわしい逸品です。
ハッカなど香りを楽しむ雑貨の定番

北海道の爽やかで冷涼な空気感をそのまま持ち帰るような、香りのお土産も人気です。
特に北見市は、かつて世界シェアの7割を占めるほどのハッカ(ミント)の産地でした。
その歴史を受け継ぐアイテムは、実用性とリラックス効果を兼ね備えています。
万能すぎる北見の「ハッカ油」
北見ハッカ通商の「ハッカ油」は、レトロな緑色のボトルやスプレータイプがおなじみです。
ハンカチやマスクにほんの少し垂らしてアロマとして楽しむのはもちろん、お風呂に数滴入れて「ハッカ風呂」にすれば、夏場は驚くほどの清涼感が味わえます。
さらに、虫が嫌う香りなので、水で薄めて天然の虫除けスプレーとして使ったり、掃除の仕上げに使ったりと、一本で何役もこなす万能選手です。
最近では、ハッカの香りの保湿クリームやリップクリーム、入浴剤など、スキンケアアイテムのバリエーションも増えており、プチギフトとしても最適です。
ファーム富田の「本物のラベンダー」
そして、富良野のラベンダーも忘れてはいけません。
日本最大級のラベンダー畑を持つ「ファーム富田」のラベンダーオイルやポプリは、合成香料とは一線を画す、本物の花から抽出された自然で深みのある香りが特徴です。
サシェ(香り袋)をクローゼットに入れたり、オイルを枕元に垂らしたりすれば、北海道の雄大な花畑を思い出しながら、旅の疲れを癒やすリラックスタイムをプレゼントできます。
札幌や小樽で見つける地域の隠れ家ショップ

ガイドブックに載っている大きなお土産屋さんだけでなく、路地裏にある小さなお店や、地元の人しか知らないようなスポットにも、素敵な雑貨が隠れています。
こうした場所で宝探しをするのも、旅の醍醐味の一つです。
小樽のガラスとキャンドル
例えば、小樽の観光メインストリートである堺町通りから少し離れた場所や、運河の周辺には、手作りのキャンドルやガラス細工を扱う静かなアトリエがあったりします。
大量生産品ではない、作家さんの想いが込められた一点物のガラスのアクセサリーや、雪あかりをイメージしたキャンドルは、見るたびに小樽のロマンチックな情景を思い出させてくれます。
札幌なら、円山エリアや創成川イーストエリアにおしゃれな雑貨店やセレクトショップが点在しています。
D&DEPARTMENT HOKKAIDOのような、北海道のデザインと暮らしをテーマにしたショップを覗いてみるのもおすすめです。
札幌のパン屋「どんぐり」の雑貨
また、札幌市民のソウルフード的なパン屋さん「どんぐり」も、ある意味で地域の隠れ家(といっても大人気店ですが!)です。
名物の「ちくわパン」(パンの中にツナマヨが入ったちくわを丸ごと入れて焼いたもの)は日持ちしませんが、実は店舗によっては、ちくわパンをモチーフにした文房具やステッカーなどのオリジナルグッズが売っていたりします。
こうした地元民しか行かないようなお店のグッズは、レア度が高く、話のネタとしても盛り上がります。
おしゃれで喜ばれる女子旅の戦利品

女性へのお土産や、自分へのご褒美には、「かわいらしさ」と「北海道らしさ」、そして「実用性」を兼ね備えたアイテムを選びたいところ。
今、圧倒的な人気を誇るのが「シマエナガ」グッズです。
雪の妖精「シマエナガ」グッズ

「雪の妖精」と呼ばれるこの白い小鳥は、北海道にしか生息していません(亜種として)。
真っ白でモフモフとした愛くるしい姿は、SNSを通じて全国的にブレイクしました。
新千歳空港や札幌市内のショップには、シマエナガコーナーが常設されるほどの人気ぶりです。
ぬいぐるみだけでなく、ピアスやネックレス、文房具、食器など、ありとあらゆるグッズが展開されています。
特に冬の時期、木の実をついばむ本物のシマエナガを見られたらラッキーですが、見られなくてもこのグッズがあれば癒やされること間違いなし。
「カワイイ!」と喜んでもらえる鉄板アイテムです。
北海道素材の「ナチュラルコスメ」

また、北海道産の素材を使ったナチュラルコスメもおすすめです。
ハマナスの花や白樺の樹液、ガゴメ昆布など、北海道の過酷な自然の中で育まれた植物には、強い生命力と美容成分が含まれています。
例えば、SHIRO(シロ)は砂川市発祥のブランドとして有名ですが、他にも「ローレル」や北見ハッカのコスメラインなど、保湿力が高く、乾燥しがちな冬の北海道の知恵が詰まったコスメは、美容感度の高い友人へのプレゼントに最適です。
北海道の知る人ぞ知るお土産の選び方

最後に、失敗しないお土産選びのコツをまとめておきます。
「知る人ぞ知る」お土産を選ぶポイントは、相手のライフスタイルや好みに合わせて、以下の3つの視点を持つことです。
- 「不便益」を楽しむ
賞味期限が極端に短い、要冷蔵で持ち帰りが大変、現地に行かないと買えない。この「手間」こそが、相手を想う最大の愛情表現になります。「あなたのために、急いで持って帰ってきたよ」という言葉を添えて渡しましょう。 - 「日常」を贈る
観光客向けのきらびやかな箱菓子も良いですが、スーパーの調味料や地元のパンなど、飾らない現地の生活感(ローカリティ)は、意外なほど新鮮に映ります。「北海道の人はこれを毎日食べているんだって」というリアルな情報は、興味深い体験となります。 - ストーリーを添える
「これは朝一番で行列に並んで買ったんだよ」「昔、木こりさんが歌いながら食べていたお菓子なんだって」というエピソードを一つ添えるだけで、モノの価値は何倍にも膨らみます。
北海道は広大で、エリアごとに全く違う文化や名産品があります。
札幌の都会的なスイーツ、港町の海産物、内陸の素朴なお菓子。
ぜひ今回の記事を参考に、あなたの旅の思い出に彩りを添える、とっておきの一品を見つけてくださいね。
新千歳空港の最新情報や店舗の詳細については、新千歳空港ターミナルビルの公式サイト(出典:北海道エアポート)なども確認しておくと、よりスムーズにお買い物が楽しめます。
参考









































