北海道観光で訪れたい、有名な水族館を探していませんか?
この記事では、北海道で特に人気のある水族館をランキング形式で詳しくご紹介します。
道内最大の規模を誇るおたる水族館や、駅直結でアクセス抜群なサンピアザ水族館、まるでお城のような外観が特徴の施設まで、個性豊かな水族館を一覧で分かりやすく解説。
動物園とは一味違う、珍しい海の生き物との出会いが待っているスポットや、旭川近郊のおすすめ水族館も網羅していますので、ぜひ旅行プランの参考にしてください。
記事のポイント
- 北海道で人気の有名な水族館がわかる
- 各水族館の見どころや特徴を比較できる
- ショーやイベントの情報が手に入る
- アクセスや料金などのお出かけ情報がわかる
北海道の有名な水族館はここ!定番から穴場まで

- 人気にの水族館をランキングで比較
- まずは王道のおたる水族館
- アクセス便利なサンピアザ水族館
- 道内最大の水族館はどこ?
- まるでお城のような水族館
人気にの水族館をランキングで比較

広大な大地と豊かな海に囲まれた北海道には、訪れる人々を魅了する個性的な水族館が数多く点在しています。しかし、選択肢が多いために「結局どこが一番良いのだろう?」と迷ってしまう方も少なくないでしょう。そこで、この記事では旅行情報サイトの口コミ評価やSNSでの言及数、展示の独自性、イベントの充実度などを総合的に分析し、本当におすすめできる水族館をランキング形式でご紹介します。
結論から申し上げると、総合力で「おたる水族館」、幻想的でロマンチックな雰囲気を求めるなら「登別マリンパークニクス」、そして自然の厳しさと生命の力強さを体感したいなら「北の大地の水族館」が、特におすすめの上位施設として挙げられます。これらの水族館は、単に生き物を展示するだけでなく、それぞれが明確なコンセプトを持ち、訪れる人に忘れがたい感動と発見を提供してくれます。
もちろん、札幌市内でアクセスを重視するなら「サンピアザ水族館」や2023年に開業した新しい「AOAO SAPPORO」も、都市型水族館として非常に高い人気を集めています。あなたの旅のスタイルや同行者、興味の対象に合わせて最適な一館を選ぶことが、北海道での素晴らしい思い出作りの第一歩となるでしょう。
ランキング選定のポイント
このランキングは、以下の要素を多角的に評価し、総合的に判断しています。
- 展示の独創性:世界初・日本初といったユニークな展示方法や、他では見られない珍しい生物の有無。
- イベントの魅力:ショーのエンターテインメント性、餌やり体験など来場者が参加できるプログラムの充実度。
- 施設の規模とアクセス:展示全体のボリューム感と、公共交通機関や車での訪れやすさのバランス。
- 口コミ評価:実際に訪れた観光客や地元の方々からの満足度や推薦の声。
次のセクションからは、これらの魅力的な水族館一つひとつの特徴を、さらに詳しく掘り下げていきます。写真や具体的な見どころを参考にしながら、あなたの心に響く水族館を見つけてみてください。
まずは王道のおたる水族館

北海道の水族館と聞いて、多くの人が真っ先にその名を挙げるのが「おたる水族館」です。ここは、道内最大級の規模と歴史を誇り、まさに「王道」と呼ぶにふさわしい存在感を放っています。美しい海岸線が続く「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」(出典:環境省「国定公園」)内に位置しており、館内から望む日本海の景色もまた格別です。
この水族館の最大の見どころは、何と言っても「海獣公園」でしょう。これは、自然の入り江をそのまま利用した巨大な飼育スペースで、アザラシやトド、セイウチたちが野生に近い環境で暮らしています。一般的なコンクリートの水槽とは異なり、ここには自然の岩場や海藻があり、時には魚の群れが迷い込んでくることも。冬には荒々しい日本海の高波が打ち寄せることもあり、そんな厳しい環境の中でたくましく生きる海獣たちのダイナミックな姿は、見る者の心に深く刻まれます。
おたる水族館の豆知識
おたる水族館は、アザラシの飼育数が日本一としても知られています。冷たい海に適応したゴマフアザラシやワモンアザラシなど、複数の種類のアザラシに出会えるため、その生態の違いをじっくり観察することができます。アザラシ好きならずとも、その愛らしい姿には癒されること間違いなしです。
ショーの面白さも、おたる水族館が絶大な人気を誇る理由の一つです。イルカやオタリアのハイレベルなパフォーマンスはもちろんのこと、特筆すべきは「言うことを聞かない」ことで有名なペンギンショー。飼育員さんの指示を無視して勝手にプールに飛び込んだり、違う方向に歩いて行ったりと、その自由奔放な姿が逆に大きな笑いを誘います。生き物のありのままの姿を尊重する、同館ならではの温かい雰囲気が感じられるショーは必見です。
アクセス便利なサンピアザ水族館

札幌観光の合間に、あるいは悪天候の日でも楽しめるスポットを探しているなら、「サンピアザ水族館」が最高の選択肢です。この水族館は、JR新札幌駅および地下鉄東西線新さっぽろ駅に直結した複合商業施設「サンピアザ」内にあり、雨や雪の日でも濡れることなく快適に訪れることができる、利便性抜群の都市型水族館として長年にわたり市民や観光客に愛されています。
「駅直結の施設だから規模は小さいのでは?」と思うかもしれませんが、その展示内容は驚くほど充実しています。館内には約200種1万点もの生き物が飼育されており、人気のゴマフアザラシやマゼランペンギン、そして何と言っても一番の人気者であるコツメカワウソが、愛くるしい姿で迎えてくれます。つぶらな瞳でちょこまかと動き回る様子は、時間を忘れて見入ってしまうほどの魅力があります。
ショッピングや食事のついでにふらっと立ち寄れるのが本当に便利ですよね。すぐ隣には「札幌市青少年科学館」もあるので、水族館と科学館をはしごすれば、知的好奇心を満たす充実した一日を過ごせます。特に小さなお子様連れのファミリーには最適なプランです。
また、サンピアザ水族館は、生き物との距離の近さも魅力です。日曜・祝日限定で開催される「マリンガール餌付けショー」では、回遊水槽にダイバーが潜り、魚たちに餌を与える様子を間近で解説付きで見学できます。生き物たちの食事シーンを目の当たりにできる貴重な機会です。コンパクトな施設だからこそ、一つ一つの水槽をじっくりと眺め、生き物の息づかいを身近に感じられるのが、この水族館の大きな強みと言えるでしょう。
道内最大の水族館はどこ?

「北海道で一番大きい水族館は?」という問いに対しては、やはり小樽市にある「おたる水族館」の名が挙がります。展示されている生物は約250種5,000点にのぼり、敷地面積、展示生物の多様性ともに道内トップクラスを誇ります。特に、前述の通り自然の地形を活かした「海獣公園」のスケール感は、他施設の追随を許さない圧倒的なものです。
しかし、「最大」という言葉は、様々な側面から捉えることができます。おたる水族館が総合的な規模で最大である一方、特定の分野において「日本一」や「唯一」の称号を持つ、専門性の高い水族館も北海道には存在します。
様々な「最大」を持つ北海道の水族館
- サケ科魚類の展示種類数日本一:標津町にある「標津サーモン科学館」。世界中のサケの仲間が集結しています。
- 日本唯一のアザラシ専門保護施設:紋別市の「オホーツクとっかりセンター」。アザラシの保護と研究に特化しています。
- 学術的価値の大きさ:おたる水族館で飼育されているネズミイルカは、世界的にも飼育例が非常に少なく、その生態研究は学術的にも大きな価値を持っています。
このように、「何において最大か」という視点を持つことで、水族館選びはさらに面白くなります。総合的なボリュームを求めるなら「おたる水族館」、特定の生物について深く知りたいなら専門施設、というように、目的に合わせて訪れる場所を選ぶのがおすすめです。
広大な敷地を巡る際の注意点
おたる水族館は本館と海獣公園が急な坂道で結ばれており、敷地が非常に広大です。全ての展示やショーを余すところなく楽しむには、最低でも3〜4時間、できれば半日ほどの余裕を持ったスケジュールを組むことを推奨します。特に海獣公園は屋外エリアのため、冬期間は滑りにくい靴と万全な防寒対策が必須ですし、夏場は日差しを遮る帽子や水分補給が欠かせません。
まるでお城のような水族館

北海道の数ある水族館の中でも、ひときわ異彩を放つのが登別市にある「登別マリンパークニクス」です。ここは、まるでヨーロッパの童話から抜け出してきたかのような、壮麗なデンマーク建築の城がシンボルとなっています。この「ニクス城」こそが水族館の本館であり、その美しい外観は訪れる人々を異世界へと誘います。
重厚な扉を開けて城内へ進むと、そこには幻想的な海の世界が広がっています。中央にそびえ立つ高さ8mの巨大水槽「クリスタルタワー」をエスカレーターで登っていくと、目の前に広がるのは色鮮やかな熱帯魚が舞い泳ぐ光景。そして、この水族館のハイライトの一つが、頭上を魚たちが通り過ぎていく「アクアトンネル」です。巨大なサメや優雅なエイがすぐ上を泳ぐ様子は、まるで自分が海底を散歩しているかのような錯覚に陥ります。
さらに、北海道最大級と称されるクラゲ水槽は、訪れる人々を癒やしの世界へと導きます。照明と音楽によって巧みに演出された空間で、無数のクラゲがゆらゆらと漂う姿は、時間を忘れて見とれてしまうほどの美しさです。また、約1万匹のイワシが音と光に合わせて一つの生き物のように群れ泳ぐ「銀河水槽」のパフォーマンスは、まさに圧巻の一言。生命が織りなすアートに感動を覚えるでしょう。
登別マリンパークニクスの楽しみ方
- 美しいニクス城を背景に、思い出に残る記念撮影は必須!
- 幻想的なアクアトンネルで、非日常的な海中散歩気分を味わう。
- 光と音に包まれたクラゲ水槽で、究極の癒やしを体験する。
- 愛らしいペンギンたちがよちよち歩く、大人気のペンギンパレードを見学する。
敷地内には観覧車などのアトラクションがある遊園地「ニクスランド」も併設されており、一日中飽きることなく楽しめます。そのロマンチックな雰囲気はカップルのデートスポットとして絶大な人気を誇り、もちろん家族連れでも存分に楽しめる総合レジャー施設です。
まだある!北海道の有名な水族館を深掘り

- 珍しい生き物が見られる水族館
- 動物園とは違う水族館の楽しみ方
- 旭川エリアでおすすめの水族館
- おたる水族館のショーは必見
- 北海道の水族館を一覧でチェック
- 北海道観光と有名な水族館まとめ
珍しい生き物が見られる水族館

北海道には、誰もが知る有名水族館のほかにも、特定のテーマや生物に深く焦点を当てた、非常にユニークで専門性の高い水族館が点在しています。「定番はもう訪れた」という方や、「もっとマニアックな世界に触れてみたい」という方に向けて、とっておきの施設をご紹介します。
北の大地の水族館(山の水族館)
道東・北見市にあるこの水族館は、日本でも珍しい淡水魚専門の施設です。しかし、その真骨頂は展示方法の独創性にあります。世界で初めて「冬に川が凍る水槽」を実現し、厚い氷の下でじっと春を待つ魚たちの生命力あふれる姿をありのままに観察できます。また、日本初となる「滝つぼ水槽」では、下から見上げる形で激しい水流と、それに抗いながら定位するオショロコマなどのたくましい姿を見ることができ、自然の厳しさと美しさを同時に体感させてくれます。「幻の魚」と呼ばれる日本最大の淡水魚イトウが、1mを超える巨体で悠然と泳ぐ大水槽も圧巻です。
オホーツクとっかりセンター
オホーツク海に面した紋別市にある、アザラシの保護・飼育に特化した日本で唯一の専門施設です。「とっかり」とは、先住民族アイヌの言葉で「アザラシ」を意味します。ここでは、漁の網にかかってしまったり、親とはぐれたりして保護されたアザラシたちが、手厚い治療やリハビリを受け、再び野生の海へ帰る日を目指しています。単なる展示施設ではなく、海洋生物の保護活動の最前線でもあるのです。アザラシとの距離が非常に近く、愛らしい表情や仕草を間近で観察できるほか、餌やり体験などを通じて、その生態や保護の重要性について深く学ぶことができます。
標津サーモン科学館
サケの水揚げ量で国内有数を誇る道東・標津町にある、まさに「サケの、サケによる、サケのための水族館」です。その専門性は圧倒的で、サケ科魚類の展示種類数は堂々の日本一。シロザケやカラフトマスはもちろん、世界中に生息する珍しいサケの仲間たちにまで出会えます。最大のハイライトは秋。水族館の横を流れる標津川と直結した「魚道水槽」では、産卵のために故郷の川へ帰ってきたサケたちが、ガラス一枚を隔てたすぐ目の前を遡上していく感動的な光景を観察できます。水産庁の報告にもあるように、日本の水産業にとって極めて重要なサケの生態を、ライブで学べる貴重な施設です。
動物園とは違う水族館の楽しみ方

北海道観光といえば、行動展示で全国的に有名になった「旭山動物園」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、水族館には動物園とは全く異なる、独自の魅力と楽しみ方が存在します。その違いを理解することで、北海道の豊かな自然を陸と海の両面から、より深く味わうことができるでしょう。
水族館の最大の魅力、それはやはり「水中世界への圧倒的な没入感」にあります。青く、静かな光に満たされた館内で、巨大な水槽の中をゆったりと漂う生き物たちを眺めていると、日々の喧騒を忘れ、まるで自分が深海にいるかのような穏やかな気持ちに包まれます。これは、主に陸上生物を観察する動物園では得られない、水族館特有のヒーリング効果と言えるでしょう。特に、登別マリンパークニクスにある頭上を魚群が通り過ぎる「アクアトンネル」や、サケのふるさと 千歳水族館の「水中観察ゾーン」は、その没入感を最大限に体験できる素晴らしい空間です。
よく言われることですが、動物園が「生命の躍動感や力強さ」を感じさせてくれる場所だとすれば、水族館は「生命の神秘性や癒やし」を与えてくれる場所、と表現できるかもしれません。どちらも甲乙つけがたい魅力がありますね。
また、水族館のショーは、イルカやオタリア、トドといった海洋生物が持つ高い知能や驚異的な身体能力を目の当たりにできる、最高のエンターテインメントです。動物園で行われる「もぐもぐタイム」のような生態解説とは一線を画し、飼育員(トレーナー)と生き物との間に築かれた深い信頼関係が織りなすパフォーマンスは、時にコミカルで、時に感動的です。おたる水族館の豪快なトドショーや、息の合ったイルカのジャンプなどはその代表格。このように、水という特殊な環境に生きる生物に特化した展示と、洗練された演出こそが、動物園とは異なる水族館の大きな楽しみ方なのです。
旭川エリアでおすすめの水族館

「旭川」と聞けば、日本全国、今や世界中から観光客が訪れる「旭山動物園」のイメージが非常に強いですが、「旭川の近くに面白い水族館はあるの?」という疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。結論から言うと、残念ながら旭川市内には大規模な水族館施設はありません。しかし、少しドライブの時間を取る覚悟があれば、唯一無二の体験ができる非常に魅力的な水族館に到達することができます。
その目的地とは、北見市留辺蘂町(るべしべちょう)にある「北の大地の水族館(山の水族館)」です。旭川市の中心部からは高速道路を使っても車で約2時間半と、決して近い距離ではありませんが、その独創的な展示内容は、移動時間をかけてでも訪れる価値が十二分にあります。この施設は、その名の通り海ではなく「山」にあり、北海道の雄大な自然を流れる川に生息する淡水魚たちに光を当てています。
前述の通り、世界初の「冬に凍る水槽」や日本初の「滝つぼ水槽」など、北海道の厳しい自然環境をリアルに再現した展示がこの水族館の真骨頂です。特に、体長1メートルを超える「幻の魚」イトウが何十匹も群れをなして悠然と泳ぐ姿は、見る者を圧倒します。また、敷地内に湧く温泉の熱を利用して、グッピーやピラルクといった世界の熱帯魚を飼育展示している点も非常にユニークです。旭山動物園で陸の動物たちの生き生きとした行動に感動し、その翌日に北の大地の水族館で川の魚たちの力強い生命力に触れる、そんな周遊プランを立てれば、北海道の動物たちの魅力を余すところなく満喫できるでしょう。
おたる水族館のショーは必見

北海道を代表する「おたる水族館」の数ある魅力の中でも、絶対に外すことができないのが、個性あふれるショープログラムの数々です。ここのショーは、単に調教された生き物たちが完璧な芸を披露する、といった紋切り型のものではありません。飼育員さんの愛情とユーモアに満ちた解説、そして何より生き物たちの自由気ままで予測不能な姿が融合した、ここでしか見られない唯一無二のライブエンターテインメントとして、高い評価を得ています。
必見のショープログラム詳細
- イルカスタジアムのショー:バンドウイルカとオタリアが次々と繰り出すダイナミックなパフォーマンスは、まさに水族館の華。息の合ったコンビネーションジャンプや、オタリアのコミカルな演技に、会場からは歓声と拍手が絶えません。
- トドショー:総重量500kgを超える巨大なトドが、高さ数メートルの岩場から豪快に海へダイブ!その水しぶきと迫力は、最前列の観客が濡れてしまうほど。野生に近い環境だからこそ見られる、トド本来の力強さを体感できます。
- ペンギンのショー:しばしば「日本一言うことを聞かないショー」としてメディアでも紹介される、おたる水族館の名物プログラム。飼育員さんの指示を完全に無視してあらぬ方向へ歩いて行ったり、突然やる気をなくして立ち尽くしたり。そんなペンギンたちの気ままな姿と、それに優しくツッコミを入れる飼育員さんとのやり取りが、会場を大きな笑いに包みます。冬期限定の「ペンギンの雪中さんぽ」も大人気です。
- アザラシショー:愛嬌たっぷりのゴマフアザラシが、バランス感覚や知能を活かした様々な種目に挑戦します。その健気な姿に心が和みます。
ショーのスケジュールは最優先で確認を!
これらの魅力的なショーは、すべて開催時間が決められています。また、季節や当日の天候、動物の体調によっては、プログラムが変更されたり、やむを得ず中止になったりすることもあります。おたる水族館に到着したら、まず入口で当日のタイムスケジュールを確認し、見たいショーを軸に行動計画を立てることを強くおすすめします。公式サイトでも事前に確認が可能です。
これらのショーからは、生き物たちのありのままの姿を尊重し、決して無理強いはしないという、おたる水族館の飼育哲学が伝わってきます。だからこそ、ショーは毎回違う表情を見せ、何度訪れても新しい発見と感動があるのです。
北海道の水族館を一覧でチェック

これまで個別に紹介してきた水族館をはじめ、北海道旅行の計画に役立つ主要な水族館の基本情報を一覧表に整理しました。それぞれの施設がどのエリアにあり、どのような特徴を持っているのか、そして料金はどのくらいか、といった点を比較検討し、あなたの旅程や予算に最適な水族館を見つけるための参考にしてください。
水族館名 | エリア | 特徴・見どころ | 大人料金(目安) |
---|---|---|---|
おたる水族館 | 道央(小樽市) | 道内最大級の総合水族館。自然の海を利用した「海獣公園」、エンタメ性の高いショーが人気。 | 1,800円 |
登別マリンパークニクス | 道央(登別市) | お城の美しい外観。アクアトンネルやクラゲ水槽など幻想的な展示。ペンギンパレードは必見。 | 3,000円 |
サンピアザ水族館 | 道央(札幌市) | JR・地下鉄駅直結でアクセス抜群の都市型水族館。コツメカワウソがアイドル的存在。 | 1,200円 |
AOAO SAPPORO | 道央(札幌市) | 2023年開業の新しい都市型施設。デジタルアートを駆使した展示や、間近で見られるペンギンが魅力。 | 2,200円(時期により変動) |
サケのふるさと 千歳水族館 | 道央(千歳市) | 日本最大級の淡水魚水族館。実際の川の中を覗ける「水中観察ゾーン」が最大の見どころ。 | 800円 |
北の大地の水族館 | 道東(北見市) | 淡水魚専門。世界初の「凍る水槽」や日本初の「滝つぼ水槽」など独創的な展示が光る。 | 670円 |
標津サーモン科学館 | 道東(標津町) | サケ科魚類の展示種類数が日本一。秋にはサケの遡上をライブで観察できる。 | 650円 |
ノシャップ寒流水族館 | 道北(稚内市) | 日本最北端に位置する水族館。北方系の冷たい海に生きる生物を中心に展示している。 | 500円 |
オホーツクとっかりセンター | 道東(紋別市) | 日本で唯一のアザラシ専門の保護・飼育施設。アザラシとの距離が非常に近い。 | 200円 |
※上記の情報、特に料金や営業時間については、改定される可能性があります。お出かけになる前には、必ず各施設の公式サイトにアクセスし、最新の情報を直接ご確認いただくようお願いいたします。
北海道観光と有名な水族館まとめ
今回は、北海道観光の際にぜひ訪れたい、数ある有名な水族館の中から特におすすめの施設を、ランキングやそれぞれの特徴を交えながら詳細にご紹介しました。最後に、この記事で解説した重要なポイントを総括します。
- 北海道には、総合的な大規模施設から専門分野に特化した施設まで、個性的で有名な水族館が多数存在する
- 迷ったらまず訪れたい王道は、道内最大級の規模と迫力の海獣公園を誇る「おたる水族館」
- 札幌市内での観光なら、アクセス至便な「サンピアザ水族館」や新しい魅力が詰まった「AOAO SAPPORO」が便利
- お城を模したロマンチックな雰囲気は「登別マリンパークニクス」ならではの魅力で、デートにも最適
- 淡水魚の力強い生命力や珍しい展示方法に興味があるなら、旭川エリアから少し足を延ばして「北の大地の水族館」へ
- サケの生態について深く学びたいなら、展示種類数日本一の「標津サーモン科学館」が最高の選択肢
- アザラシが大好きなら、保護施設としての役割も担う専門施設「オホーツクとっかりセンター」がおすすめ
- 日本最北端の地で海の生き物と出会うなら「ノシャップ寒流水族館」が貴重な体験を提供してくれる
- 水族館は、動物園が持つ生命の躍動感とは一味違う、水中世界の神秘性や深い癒やしを与えてくれる場所である
- 特におたる水族館のショーは、生き物のありのままの姿を活かしたエンターテインメント性が非常に高い
- 各水族館は独自の明確なコンセプトを持っているため、事前に特徴を比較検討することで満足度が大きく向上する
- ショーや餌やりなどのイベントは時間が決まっているため、公式サイトでの事前確認が計画を立てる上で不可欠
- 料金やアクセス方法は施設によって大きく異なるため、一覧表などを活用して自分のプランに合った場所を選ぶことが大切
- 家族旅行、カップルでのデート、友人とのグループ旅行、そして一人旅まで、水族館はあらゆる旅行シーンを豊かに彩る
- 北海道観光の旅程に個性豊かな水族館を加えることで、その土地ならではの自然の魅力をより深く体感できる
この記事を参考に、あなたの興味や旅のスタイルにぴったりの水族館を見つけ、広大な北海道が育む豊かな海の生き物たちとの、心に残る出会いをぜひ楽しんでください。
参考