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現在の北海道の服装は?気温の変化と雪道で失敗しないコーデ術

2025年11月3日

現在の北海道の服装は?気温の変化と雪道で失敗しないコーデ術
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北海道旅行&観光スポット【ii-hokkaido.com】 運営者Yoyoです。

「今の時期、北海道って何を着ていけばいいの?」「テレビで雪の映像を見たけれど、もう本格的な冬靴じゃないと歩けないの?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

本州とは季節の進み方がまったく違うので、ニュースの映像だけでは実際の体感温度や、旅行者にとって最も重要な足元の状況まではなかなかイメージしづらいですよね。特に11月から12月にかけては、秋の終わりと本格的な冬が入り混じる非常にデリケートな時期で、日によって、あるいは朝と夜でガラリと環境が変わります。

私自身も、天気予報の気温を見て「これくらいなら大丈夫」と思って外に出たら、冷たい北風で耳がちぎれそうに痛くなったり、一見濡れているだけに見えるツルツルの路面で派手に転んで怖い思いをしたりしました。

北海道の冬は、単に「寒い」だけでなく、風、雪、路面凍結といった複数の要素が絡み合うため、適切な装備を知っているかどうかが旅の快適さを大きく左右します。

でも、安心してください。しっかり準備さえしておけば、北海道の冬はとびきり美しい白銀の景色と、脂の乗った海鮮、温かいラーメンなどの美食が待っている最高のシーズンです。

ここでは、今の北海道の気候や気温に合わせた最適なアウター選びの基準から、絶対に滑りたくない人のための冬靴の選び方、そして現地の女性が実践している「汗冷え」を防ぐ賢いレイヤリング(重ね着)術まで、今の北海道を楽しむための服装のコツを余すことなく、徹底的に解説します。

記事のポイント

  • 11月と12月で大きく変わるアウターとインナーの選び方がわかる
  • 雪道やブラックアイスバーンでも転ばない靴選びの正解がわかる
  • 屋内と屋外の激しい温度差に対応する賢い重ね着テクニックがわかる
  • 現地の女性が実践している「冷え」をシャットアウトする小物の使い方がわかる
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気温に適応する現在の北海道の服装

北海道旅行&観光スポット【ii-hokkaido.com】・イメージ

北海道の寒さは、温度計の数字だけでは測れません。

例えば同じ気温0度でも、風がない穏やかな日と、風速10メートルの風が吹く日では、体感温度は10度近く変わると言われています。

さらに、湿度や日差しの有無も大きく影響します。

「現在の北海道の服装」を考えるときは、その日の最高気温だけでなく、風の強さや数時間ごとの天気予報もしっかりチェックして、柔軟に対応できる準備をすることが大切です。

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11月の気温は不安定で雨雪対策を

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11月の北海道は、まさに「秋と冬のせめぎ合い」が行われる季節の変わり目です。

上旬はまだ紅葉の名残があり、日中はコートなしで歩けるような小春日和になることもありますが、中旬以降になると冷え込みが急速に厳しくなり、冷たい雨が雪へと変わる日が増えてきます。

この時期の最大の特徴であり、旅行者を悩ませるのが天気の「不安定さ」

朝は晴れていても、午後から急に空が暗くなり、冷たい雨や、水分をたっぷり含んだ湿った雪(みぞれ)が降ることも珍しくありません。

データを見ても、11月の札幌の平均気温は5度前後ですが、日によっては最高気温が15度近くまで上がる日もあれば、最高気温でも3度程度しか上がらない日もあり、日ごとの寒暖差が非常に激しいのが特徴です。

そのため、この時期のアウター選びで最も重視すべきポイントは、厚さよりも「水に強い素材(撥水・防水性)」です。

ウールやカシミヤのコートは暖かくておしゃれですが、この時期特有の「ベチャベチャした雪」や冷たい雨に濡れると、生地が水分を吸って重くなり、なかなか乾きません。それどころか、濡れた服が体温を奪い、急激な冷えにつながるリスクがあります。

おすすめのアウターとスタイル

私が11月の旅行におすすめするのは、表面がナイロンやポリエステルなどで撥水加工されたマウンテンパーカーや、薄手のインナーダウンの組み合わせです。これなら急な雨雪を弾いてくれますし、屋内に入って暑い時は脱いで温度調整もしやすいです。

もしウールコートを着たい場合は、必ず防水スプレーをかけておくか、中に着込むインナーで調整できるようにしましょう。

時期想定気温・天気推奨アウター足元の注意点
11月上旬5℃〜12℃
冷たい雨・落ち葉
トレンチコート(ライナー付)
厚手のマウンテンパーカー
撥水加工のショートブーツ
防水レザーシューズ
11月中旬0℃〜8℃
みぞれ・初雪
ウールコート(厚手)
中綿入りブルゾン
サイドゴアブーツ(防水)
※スニーカーは浸水注意
11月下旬-3℃〜5℃
凍結・圧雪
ダウンジャケット
防風アウター
スノーブーツ推奨
滑り止め付きの靴底

道外からお越しの方は「雪が降るなら傘が必要?」と思うかもしれませんが、北海道の人はあまり傘をさしません。

風が強くて傘がお猪口になりやすいのと、雪質がサラサラしてくるとなかなか濡れないからです。フード付きのアウターを選べば、少々の雪や雨ならフードを被ってやり過ごせるので、両手が空いて観光も楽になりますよ。

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12月の服装は本格ダウンで防寒

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12月に入ると、北海道はいよいよ本格的な「冬将軍」の支配下に入ります。

それまで降っては溶けていた雪が、「根雪(ねゆき)」と呼ばれる春まで溶けない雪として地面を覆い始め、街全体が巨大な冷凍庫のような寒さに包まれます。

最高気温でも0度を下回る「真冬日」が珍しくなくなるため、服装は中途半端なものでは太刀打ちできません。

完全な冬仕様に切り替える覚悟が必要です。

この時期に主役となるアウター

やはり厚手のダウンジャケットです。

ただし、単にダウンであれば何でも良いというわけではありません。私が強くおすすめしたいのは、「お尻まで隠れるロング丈」のものです。人間の体は、腰回りや太ももに大きな筋肉や血管が通っています。

ここを寒風からガードするだけで、体感温度は驚くほど上がります。ショート丈のブルゾンはおしゃれで動きやすいですが、冷たい風がお腹周りに入り込んでくると、芯から冷えてトイレが近くなったり、体調を崩す原因にもなりかねません。

ダウン選びの基準:フィルパワーと防風性

もしこれからアウターを購入されるなら、中の羽毛(ダウン)の膨らみ具合を示す数値である「フィルパワー」が高いもの(一般的に700以上が高品質)を選ぶと、軽くても保温性が抜群です。また、北海道の冬は「風」が大敵です。

ダウンの生地自体に「ウィンドストッパー」などの防風フィルムが入っているものや、目が詰まった生地のものを選ぶと、冷気をシャットアウトしてくれます。

さらに、フードの役割も重要です。12月は吹雪く日もあります。そんな時、ボリュームのあるファーが付いたフードを被ると、顔周りに空気の層(デッドエア)ができ、雪が直接顔に当たるのを防いでくれます。

視界を確保しつつ顔面の凍傷を防ぐ、実用的な機能美がそこにはあります。「ちょっと大げさすぎるかな?」と心配になるくらいの重装備でちょうど良いのが、12月の北海道です。

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札幌の天気と地下街の暑さ対策

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北海道旅行、特に札幌への旅行で多くの人が陥る罠、それが「屋内が暑すぎる」という問題です。

これは決して大げさな話ではありません。

北海道の建物は、厳しい寒さに耐えるために高気密・高断熱で作られており、さらに暖房設備が非常に強力です。

外はマイナス5度、一歩屋内に入ればプラス25度

札幌の中心部には、札幌駅から大通公園、すすきのエリアまでを地下で連結する広大な「地下歩行空間(チ・カ・ホ)」や地下街(ポールタウン・オーロラタウン)が発達しています。

ここは天候に関係なく移動できる市民の大動脈ですが、暖房がしっかりと効いており、ダウンジャケットを着たまま歩いていると、じっとりと汗ばむほどの暖かさ(時には20度〜25度)になります。

この30度近い温度差こそが、北海道旅行の服装選びを難しくしている最大の要因です。もし、脱ぎ着のできない厚手のタートルネックセーターなどを1枚着てしまうとどうなるでしょうか?

地下街やデパート、移動中のバスやJRの中で暑くても脱ぐことができず、大量に汗をかいてしまいます。そして、そのまま外に出た瞬間、その汗が冷やされて「汗冷え」を起こし、一気に体温を奪われて風邪を引く…という最悪の悪循環に陥ってしまいます。

温度差を攻略する「前開き」の法則

この問題を解決するための鉄則は、「こまめに脱ぎ着できる服(前開き)」を選ぶことです。被るタイプのプルオーバーではなく、ボタンやジッパーで開閉できるカーディガン、フリース、インナーダウンなどを活用しましょう。

私の冬の定番スタイルは、肌着の上に薄手のカットソーやシャツを着て、その上に「前開きのフリース」や「インナーダウンベスト」を重ね、最後にアウターを羽織るという構成です。

これなら、屋内に入った瞬間にアウターの前を開ける、さらに暑ければ中のフリースを脱ぐ、といった微調整が可能です。脱いだ服を入れるための、軽くて大きめのトートバッグやエコバッグを持参するのも、旅慣れた人のテクニックですね。

ポイント

地下街移動がメインの日なら、あえてアウターを薄手にして、ストールやマフラーで首元を調整するのも賢い戦略です。自分の行動範囲に合わせて、アウターの厚さを計算してみてください。

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ヒートテックと重ね着のポイント

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冬のインナーといえば「ヒートテック」などの吸湿発熱素材が定番ですが、「寒そうだから、とりあえず一番暖かい『超極暖』を着ていこう!」と考えるのは、少し待ってください。実はこれも、活動量やシチュエーションによっては注意が必要なアイテムなんです。

先ほどお話ししたように、北海道の屋内は非常に暖かいです。

吸湿発熱インナーは、体から出る水分を熱に変える素晴らしい機能を持っていますが、運動して大量に汗をかいたり、暖房の効いた部屋に長時間いたりすると、生地が吸いきれない水分で濡れてしまい、逆にその水分が乾く時の気化熱で体を冷やしてしまうリスクがあります。

特に、屋外のアクティビティ(雪遊びなど)をする場合や、汗かきの方にとっては、この「汗冷え」が致命的になることがあります。

シーン別インナーの使い分け戦略

私は、その日の予定に合わせてインナーを戦略的に使い分けています。

  • 一日中外を歩く日(雪まつり、動物園、初詣など)
    この場合は、迷わず最強ランクの発熱インナー(超極暖など)や、厚手の裏起毛インナーを着用します。動かない時間が長いので、保温性を最優先にします。
  • ショッピングやカフェ巡り、移動が多い日
    屋内に出入りすることが多い日は、あえて通常のヒートテック(スタンダード)や、登山用品ブランドが出している「メリノウール」素材のインナーを選びます。

特にメリノウールは、天然のエアコンとも呼ばれるほど温度調節機能に優れています。汗をかいてもサラッとしていて冷たくなりにくく、防臭効果も高いので、旅行中の洗濯を減らせるというメリットもあります。少しお値段は張りますが、快適さは段違いです。

空気の層を作るレイヤリング

また、重ね着(レイヤリング)の基本は、服と服の間に「デッドエア(動かない空気の層)」を作ることです。

ピチピチの服を何枚も重ねるより、肌着の上に少しゆとりのあるニットやフリースを着て、その上に防風性のあるアウターを羽織る方が、空気の層が断熱材となって熱を逃がしません。「空気のサンドイッチ」を作るイメージでコーディネートを組んでみてください。

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レディースはタイツで足元をガード

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女性の旅行者からよくいただく質問に、「北海道の冬はスカートでも大丈夫ですか?やっぱりパンツスタイルの方がいいですか?」というものがあります。結論から言うと、工夫次第でどちらでも大丈夫ですし、むしろスカートの方が暖かい場合すらあります。

意外に思われるかもしれませんが、デニム(ジーンズ)などのコットン素材のパンツは、冬の北海道ではあまり暖かくありません。

生地が冷え切ってしまい、その冷たさが直接肌に伝わってくるからです。

「ジーンズ1枚で来ちゃった!」という観光客の方が、寒さに震えている姿をよく見かけます。パンツを履くなら、裏地がフリース素材になった「暖パン(防風パンツ)」を選ぶか、パンツの下に必ずレギンスやタイツを履いて「二層構造」にするのが鉄則です。

最強のスカート防寒術

一方で、スカート(特にロングスカート)は、中にいくらでも着込めるという強みがあります。私が真冬にスカートを履く時の装備は以下の通りです。

  1. 120デニール以上の裏起毛タイツ
    これは必須です。薄手のストッキングは自殺行為なので絶対にやめましょう。最近は1200デニール相当に見えるフェイクタイツなども人気ですね。
  2. 靴下の重ね履き
    タイツの上から、厚手のウールソックスを重ねます。ブーツを履けば見えません。
  3. レッグウォーマーや毛糸のパンツ
    さらに冷えが気になる場合は、足首や腰回りを追加でガードします。

このように、タイツと空気の層で足元を包み込んでしまえば、パンツスタイルよりも暖かく過ごすことができます。また、トイレの際も、雪で濡れた床に裾がつかないスカートの方が楽だったりもします。

サロペットやオーバーオールのような胸当てのあるボトムスも、お腹と背中が二重になるのでとても暖かくておすすめですよ。

女性のための極寒北海道の防寒服装ガイドはこちら

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現在の北海道の服装と靴選びの正解

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北海道の冬旅において、アウター選びと同じくらい、いや、安全性という意味ではそれ以上に重要なのが「靴選び」です。

「おしゃれなスニーカーでいいかな?」「東京で履いているブーツで大丈夫かな?」という考えは、残念ながら北海道の路面には通用しません。

雪道、特に凍結した路面は、想像を絶するほど滑ります。

転んで怪我をして病院送りになってしまっては、せっかくの楽しい旅行が台無しです。

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冬靴は滑らない機能性が最重要

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今の北海道で選ぶべき靴は、デザインよりもまず「冬道仕様の防滑(ぼうかつ)ソール」がついているかどうかを最優先してください。

本州仕様の一般的なスニーカーや革靴は、気温が下がると靴底のゴムがカチカチに硬くなってしまい、氷の上でグリップ力を失ってスケートリンクの上にいるように滑ってしまいます。

北海道で選ばれている「滑らない靴」の技術

北海道の靴屋さんやホームセンターで売られている冬靴(スノーシューズ)には、以下のような特殊な技術が使われています。

  • ガラス繊維入りソール
    靴底のゴムに、目に見えない微細なガラス繊維やセラミックが剣山のように配合されており、それが氷の表面をひっかいて滑りを止めます。
  • 柔らかい特殊ゴム
    マイナス気温でも硬くならない特殊な配合のゴムを使用し、路面に密着します。
  • 深い溝とパターン
    雪を噛んで排出するための、スタッドレスタイヤのような深い溝が刻まれています。

最近、特に注目を集めているのが、アウトドアブランド(コロンビア、メレルなど)から出ている「ヴィブラム・アークティックグリップ」という黄色いロゴが目印のソールを採用したブーツです。

これは「濡れた氷の上」でも驚異的なグリップ力を発揮する画期的な技術で、私も愛用していますが、氷の上を歩く時の安心感が全く違います。

また、「North Date(ノースデイト)」などの北海道発のローカルブランドの靴は、安価(5,000円〜1万円程度)でありながら、現地の路面を知り尽くした機能性を持っています。

札幌駅周辺のショッピングモールや地下街の靴屋さんですぐに手に入るので、現地に着いてから購入するのも賢い選択肢の一つです。

危険な靴

ヒールのある靴、靴底がツルツルのスニーカー、防水加工のないムートンブーツ(水が染みて凍傷の原因になります)は非常に危険なので避けましょう。

どうしても手持ちの靴で済ませたい場合は、新千歳空港やコンビニ、ドラッグストアで売っている「着脱式スパイク(滑り止め)」を購入して装着するのが最低限の安全策です。

ただし、屋内ではカチャカチャ音が鳴ったり、床を傷つけたりするので外す必要があり、少々手間がかかります。

北海道の冬に選ぶべき防滑・防寒靴のポイント

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雪道で転倒を防ぐペンギン歩き

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いくら高性能なスタッドレスタイヤのような靴を履いていても、歩き方そのものが間違っていては、ツルツルの氷の上では転んでしまいます。

北海道民が子供の頃から自然と身につけている、雪道専用の歩き方、それが「ペンギン歩き」です。

「ペンギンみたいに歩くなんて恥ずかしい」と思われるかもしれませんが、これは転倒骨折を防ぐための立派なサバイバル術です。

具体的なコツをマスターして、安全に街歩きを楽しみましょう。

ペンギン歩きの極意は、大きく分けて3つのポイントがあります。

  • 歩幅を極端に小さくする(チョコチョコ歩き)
    普段のスタスタと歩く大股での移動は、重心の移動距離が長くなり、バランスを崩す最大の原因になります。歩幅をいつもの半分以下、靴一足分くらい前に出すイメージで、チョコチョコと歩くことで、常に体の下に足がある状態を保ちます。
  • 足の裏全体で「フラット」に着地する
    これが最も重要です。乾いたアスファルトの上では「かかと」から着地してつま先で蹴り出すのが正しい歩き方ですが、氷の上でこれをやると、着地した瞬間の「点」に力が集中し、ツルッと滑って後頭部を打つ危険性が高まります。足の裏全体を、ハンコを押すようにペタッと地面に置くイメージで着地させてください。摩擦面積を最大化することで滑りを防ぎます。
  • 重心をやや前にキープする
    恐怖心から腰が引けてしまうと、重心が後ろに残り、滑った時にそのまま尻餅をついてしまいます。気持ち「前かがみ」で、足の指で地面を掴むような意識を持つと安定します。

【要注意】地元民も警戒する「ブラックアイスバーン」

最も危険なのが、一見するとただのアスファルトが濡れているだけに見える「ブラックアイスバーン」です。これは路面の水分が薄い氷の膜になって凍りついている状態で、摩擦係数がほぼゼロに近い、極めて危険なトラップです。特に以下の場所は重点的に警戒してください。

  • 交差点の横断歩道の「白線」の上(塗料で滑りやすくなっています)
  • ロードヒーティング(融雪歩道)の切れ目
  • 車の出入りがある歩道の切り下げ部分(タイヤで磨かれています)
  • 地下街やコンビニの入口(靴についた雪が溶けてタイルがヌルヌルになります)

観光中は、地図アプリを見たり、美しい景色に見とれたりと注意力が散漫になりがちです。しかし、冬の北海道で「ながら歩き」は禁物です。立ち止まって景色を楽しみ、歩くときは足元に集中する。この切り替えこそが、怪我なく旅を終えるための最大の秘訣です。

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観光時の持ち物はカイロが必須

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「歩いているうちは暖かいけれど、立ち止まった瞬間に急速冷凍される」。

これが北海道観光のリアルです。旭山動物園での見学、札幌雪まつりの雪像鑑賞、あるいは人気ラーメン店の行列待ちなど、冬の観光は「屋外でじっとしている時間」が意外と長いものです。

人間の体は、動きを止めると驚くほどの速さで体温が奪われていきます。

そんな時、自分の体温だけに頼るのではなく、外部からの熱源、つまり「使い捨てカイロ」を戦略的に活用することが重要です。

カイロの効果を最大化するテクニック

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私は冬の外出時、必ずバッグの中に予備のカイロを常備していますが、特におすすめしたいのが「足元専用のカイロ」です。北海道の寒さは、冷え切った地面から靴底を通してじわじわと這い上がってきます。

「底冷え」という言葉通り、足の指先の感覚がなくなると、全身が寒く感じて観光どころではなくなってしまいます。

カイロを使う際にも、ちょっとしたコツがあります。

  1. 靴下用・つま先用を活用する
    普通の貼るカイロを足に貼るのはやめましょう。靴の中で酸素不足になり発熱しなかったり、ゴワゴワして歩きにくかったりします。必ず靴専用の、酸素を取り込みやすい設計になっている商品を選んでください。また、靴の中がパンパンだと空気の通り道がなくなり、カイロが温まらない上に血行不良で余計に冷えます。冬靴は「指が動かせるくらいの余裕」があるサイズを選びましょう。
  2. 「マグマ」などの高温タイプを準備
    最近ドラッグストアで見かける、開封直後から高温になるタイプのカイロ(商品名『マグマ』など)は、氷点下の屋外イベントでは最強の味方です。ただし、屋内に入ると熱くなりすぎるので、すぐに取り出せるポケットなどに入れておくのが正解です。
  3. スマホのバッテリーを守る
    人間だけでなく、スマートフォンも寒さが苦手です。氷点下の環境ではバッテリーの電圧が下がり、充電が残っていても突然電源が落ちることがあります。私はカイロを貼らないタイプも一つ持ち歩き、スマホと同じポケットに入れたり、カメラをタオルで包んでその近くに置いたりと、電子機器の保温にも活用しています。

ポイント

カイロは「寒くなってから」貼るのではなく、「出かける前(暖かい室内)」で開封して、ある程度発熱させてから装着して外出するのがポイントです。一度冷え切ってしまった体を温め直すのにはエネルギーが必要ですが、温かい状態をキープする方が効率が良いからです。

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夜の冷え込みには小物で完全防備

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北海道の冬は、日が落ちるのがとても早いです。16時を過ぎればもう暗くなり始め、それと同時に気温は急降下します。

日中はアウターだけで過ごせても、夜のイルミネーションを見に行く際や、夕食に出かける際には、装備をワンランク上げる必要があります。

ここで活躍するのが、アウターを買い替えることなく防寒性能を底上げできる「冬小物」たちです。

絶対に持参すべき「三種の神器」

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合言葉は「3つの首(首・手首・足首)を隠す」こと。ここには太い血管が皮膚の近くを通っているため、ここを冷気からガードするだけで、全身を巡る血液が冷やされるのを防ぐことができます。

  • マフラー・ネックウォーマー
    コートの前を閉めても、首元にはどうしても隙間ができます。ここから入ってくる冷気が体温を奪う犯人です。隙間なく巻けるマフラーや、風で飛ばされる心配のないスヌード、ネックウォーマーは必須です。屋内に入って暑い時、最も簡単に外して温度調整できるのもメリットです。素材はアクリルよりも、保温性の高いウールやカシミヤが含まれているものが理想的です。
  • 手袋(スマホ対応)
    「ポケットに手を入れればいいや」と思っていませんか?雪道で転倒した際、ポケットに手を入れていると受け身が取れず、顔面を強打する大怪我に繋がります。安全のためにも手袋は必ず着用してください。いちいち外さなくても地図やカメラを操作できる「タッチパネル対応」のものが圧倒的に便利です。100円ショップのものでも構いませんが、防風フィルムが入っているアウトドアブランドのものは暖かさが段違いです。
  • 帽子・イヤーマフ
    「耳がちぎれるように痛い」という感覚、体験したことはありますか?氷点下の風に吹かれると、耳はすぐに痛くなります。ニット帽を深く被って耳まで隠すか、髪型を崩したくない方はイヤーマフを持参しましょう。フード付きのコートなら、フードを被るだけでもかなり違います。

これらの小物は、もし忘れてしまっても札幌駅の地下街(アピア、パセオ跡地のショップなど)やコンビニ、ユニクロなどで現地調達が可能です。

現地で売られているものは北海道の気候に合わせて厚手に作られていることが多いので、あえて「現地でかわいいものを買う」というのも旅の楽しみ方の一つかもしれませんね。

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快適に楽しむ現在の北海道の服装

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ここまで、厳しい寒さや滑る路面の話など、少し脅かすようなことばかりお伝えしてしまったかもしれません。でも、これらはすべて、皆さんに北海道の冬を安全に、そして心から楽しんでほしいからこそ、知っておいていただきたい「転ばぬ先の杖」です。

最後に、現在の北海道の服装選びのポイントをもう一度整理しましょう。

  • アウター
    11月は防水・撥水重視、12月以降はお尻まで隠れる防風・厚手ダウンで物理的に寒さを遮断する。
  • インナー
    屋内との温度差(約25度!)を考慮し、「前開き」で脱ぎ着しやすい重ね着を基本にする。汗冷え対策にはウールや機能性インナーを活用。
  • 足元
    おしゃれよりも安全第一。防滑ソールの冬靴を選び、ペンギン歩きで慎重に。
  • プラスアルファ
    首・手首・足首を小物で守り、カイロを賢く使ってエネルギー切れを防ぐ。

しっかりと準備をして寒さ対策さえ万全なら、北海道の冬は恐るるに足りません。

シンシンと雪が降り積もる静寂な風景、空気が澄み切っているからこそ輝きを増すイルミネーション、そして冷え切った体に染み渡る熱々の味噌ラーメンやスープカレーの美味しさは、この時期、この場所にまで足を運んだ人だけが味わえる特別な体験です。

「寒い!」ではなく、「空気が美味しい!」と感じられる余裕は、正しい服装から生まれます。ぜひ、暖かくして、冬の北海道という非日常のワンダーランドへ遊びに来てくださいね!皆さんの旅が、素敵な思い出で溢れるものになりますように。

※本記事の情報は執筆時点のものです。気象状況は年によって異なりますので、ご出発前には最新の天気予報を必ずご確認ください。

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  • この記事を書いた人

yoyo

運営者Yoyoです。道南ゆかり、家族と愛犬と北海道の四季を楽しみながら、はじめてでも迷わない旅づくりをお手伝いしています。移動時間の目安、服装・持ち物、子連れの工夫など“現実的でムリのない”コツをやさしく解説。天気・運行・イベントは公式情報への導線で最終確認。地元目線の寄り道スポットや混雑を避ける時間帯も少しずつ更新中。旅の不安が「楽しみ」に変わるよう、ていねいに情報を整えています。

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