こんにちは。北海道旅行&観光スポット【ii-hokkaido.com】 運営者Yoyoです。
現在の北海道の服装について知りたいと思って、このページに来てくださったのですね。
北海道の旅行で一番悩むのが、やっぱり服装だと思います。
私も道内各地を旅するたびに、「今日は何を着ていこうかな」「あれを持ってきた方がよかったかな」と悩むことがよくあります。
特に、本州からいらっしゃる方は、北海道の気候の特徴を知らないと、3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月といった月別、札幌や函館といった地域、さらには旅行 服装の目的に応じて、持っていくものが大きく変わるので不安になりますよね。
この服装に関する不安を解消するために、北海道の気温別服装の基本的な考え方や、実際の天気予報を見たときにどう判断すべきか、地元の目線で「現実的でムリのない」対策を解説していきます。
この記事を読めば、あなたの旅の不安が「楽しみ」に変わるお手伝いができるかなと思います。
記事のポイント
- 北海道の旅行で失敗しない服装の基本原則がわかる
- 季節別(春・夏・秋・冬)に必要な服装と持ち物をチェックできる
- 札幌や函館など地域ごとの気温差を考慮した対応方法を知れる
- 荷物を減らしつつ快適に過ごすための具体的なアドバイスが得られる
北海道の服装で失敗しないための基本の考え方

「北海道=寒い」というイメージはもちろん正しいのですが、旅行中に快適に過ごすためには、その「寒さ」がどういう性質のものか理解しておくことが大切です。
北海道の気候は本州と大きく違うため、旅行で失敗しないためには、重ね着(レイヤリング)を基本とすることが絶対に必要になります。
ここでは、具体的な気温目安と、地域による気候の差について、私の知っている範囲で解説していきますね。
気温別の服装目安と重ね着の重要性

北海道の気温は、日中と朝晩、また晴れの日と曇りの日で大きく変わるのが特徴です。
例えば、夏でも朝晩は肌寒く感じることがありますし、春や秋は日差しがないと一気に冷え込みます。
極端な話ですが、一日のうちに長袖が必要な時間と半袖で過ごせる時間が混在することもあります。
体感温度を下げる「風」と「日差し」の影響
気温が同じでも、体感温度は天候に大きく左右されます。
特に気をつけたいのが風と日差しです。
風速1メートルで体感温度は約1℃下がると言われていて、海沿いや風の強い日は要注意です。
逆に、日差しが強い日は気温以上に暖かく感じますが、これは屋内に入ると逆転する要因になります。
だからこそ、脱ぎ着できる服装、つまり重ね着が北海道旅行の鍵になるんです。
私自身、旅先で「日中はポカポカだったから」と油断して、夕方にアウターを持たずに外に出て後悔した経験は数知れません。
特に夜景を見に行くなど、長時間屋外にいる予定がある場合は、予報気温より5℃程度低い感覚で準備するのがおすすめです。
レイヤリング(重ね着)の「3層構造」を理解する
快適な重ね着の基本は、以下の「3層構造」を意識することです。
この構造をマスターすれば、どんな季節でも対応できますよ。
- ベースレイヤー(肌着)
汗をかいてもすぐに吸い取り、乾く素材(吸湿速乾性)を選ぶことが最重要です。綿素材は汗で濡れると冷えてしまい、かえって寒くなるので避けてくださいね。真冬は特に、吸湿発熱素材のインナーを選ぶと暖かさが持続します。 - ミドルレイヤー(中間着)
保温を目的とし、ベースレイヤーの上に着用します。フリースや薄手のセーター、ダウンベストなどがこれにあたります。脱ぎ着で体温調節の主役になる部分です。薄手のフリースは、軽くて暖かく、乾きやすいので旅行に最適です。 - アウターレイヤー(上着)
風や雨、雪を防ぐ役割(防風・防水性)を担います。ウインドブレーカーやダウンジャケット、コートを選びましょう。風を通さないだけで体感温度は劇的に変わるので、防風機能は必ずチェックしてください。
【北海道旅行】気温別・服装の目安表(重ね着の提案)
| 気温の目安 | 服装の基本 | おすすめの素材/アイテム | 特に注意すべきこと |
|---|---|---|---|
| 20℃以上(夏の日中) | 半袖Tシャツ | 綿、麻などの通気性の良いもの | 朝晩の冷え込み(カーディガン必須)と紫外線対策 |
| 15℃〜20℃(初夏/秋) | 長袖+薄手のジャケット | 長袖シャツ、パーカー、薄手のセーター | 風を通さないウインドブレーカーがあると快適 |
| 10℃〜15℃(春/晩秋) | 長袖+厚手のアウター | トレンチコート、フリース、軽めのダウン | インナーを長袖にする、雨具の準備も検討 |
| 5℃〜10℃(晩秋/初冬) | 冬用コート+インナー徹底 | ウールコート、ヒートテックなどの機能性インナー | マフラー、手袋など小物で「3つの首」を防御 |
| 5℃未満(冬) | ダウンジャケット+重ね着徹底 | 厚手のダウン、ニット帽、防水・防寒ブーツ | 屋内との寒暖差対策で脱ぎ着しやすいものを選ぶ |
この重ね着戦略がなぜ重要かというと、北海道は建物の中に入ると暖房が強く効いていることが多いからです。
外が寒くても、脱ぎ着しやすい服装にしておけば、快適に過ごせますよ。また、風が強い日も体感温度はぐっと下がります。
風を通しにくい素材のアウターを持っていくと安心かなと思います。
例えば、札幌の11月平均気温は5.2℃、12月は-0.9℃と、わずか1ヶ月で冬本番へと急激に移行します(出典:気象庁 地点別平年値データを参照)。
この急激な変化に対応するには、複数の薄手の上着を組み合わせるレイヤリングが最も効果的なんです。
札幌・函館・道東など地域による気候の差を考慮する

北海道は広いので、地域によって気温や天候が大きく異なります。
現在の服装を考えるとき、どこへ行くのかで持ち物がガラッと変わってきます。
同じ季節でも、札幌と道東ではまるで別世界なんてこともありますからね。
移動距離が長くなるほど、複数の気候帯に対応できる服装が必要になります。
道央(札幌・小樽):都市型と山間部の寒暖差
道央エリアは、観光客が多く、比較的温暖ですが、冬の雪は多いです。
札幌市街地は建物が多く、熱がこもりやすいですが、円山や郊外、小樽の港など少しエリアを変えるだけで気温がぐっと下がります。
特に小樽運河の散策や札幌郊外の施設に行く場合は、予報気温よりも少し寒い服装を意識するのがおすすめです。
大通公園周辺は風が抜けやすい場所もあるので、都市観光でも油断は禁物です。
また、札幌駅と大通、すすきの周辺は地下街(チカホ)が発達していて、冬場は暖房が効いています。
そのため、地下街にいる時間が長い場合は、厚手のコートだと暑すぎることがあります。
脱ぎ着しやすい前開きのミドルレイヤーが非常に役立ちます。
道南(函館):海風と霧の影響
私がゆかりのある道南・函館エリアは、北海道の中では比較的温暖ですが、海に面しているため風が強い日が多いです。
特に函館山や港周辺の観光では、風速1mで体感温度が1℃下がると言われていますので、防風性の高いアウターがあると重宝しますよ。
また、夏場でも霧が発生すると急に気温が下がるので、薄手のフリースなどを忍ばせておくと安心です。海風対策は必須です。
函館朝市での早朝観光を計画しているなら、真夏でも薄いダウンベストが一枚あると安心できるはずです。
有名な函館山の夜景を見る際も、夏でも山頂は平地より冷え込む上に風が強いため、防風性のあるジャケットとマフラーを持っていくことを強くおすすめします。(函館観光に最適な服装でも詳しく解説しています。)
道東(釧路・知床・根室):冷涼な夏と極寒の冬
道東エリア、特に釧路や根室方面は、夏でも「涼しい」を通り越して「寒い」と感じることがあります。
夏場に旅行する場合でも、フリースや薄手のダウンジャケットを持っていくのが鉄則です。
霧が発生しやすく、晴れていても急に冷え込むことがあるため、予備の服装は多めに用意しておきましょう。
知床や釧路湿原などの自然観光では、足場の悪い場所も多いので、防水性のあるスニーカーが必須です。
釧路や根室では、夏に太平洋からの冷たい海霧(やませ)が発生し、気温が20℃に届かない日も珍しくありません。
長袖Tシャツの上にニットやフリース、さらにウインドブレーカーといった完全な秋の服装が必要になります。
知床の五湖散策や阿寒湖畔の散策など、自然の中でのアクティビティを予定しているなら、多少汚れても気にならない、機能性重視の服装がおすすめです。
【季節別】現在の北海道の服装チェックリスト

ここでは、各季節に特有の服装のポイントを、私の経験を交えて詳しくご紹介します。
ご自身の旅行時期に合わせて参考にしてみてください。特に季節の変わり目は油断できませんよ。
季節ごとに必要な「現実的な」持ち物を具体的に考えていきましょう。
春(4月・5月)の服装:油断大敵、朝晩の冷え込み対策
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北海道の春は、本州の感覚でいるとかなり寒く感じるかもしれません。
特に4月はまだまだ冬の名残があり、雪が降ることもあります。
桜の開花も本州より遅いですし、気温もなかなか上がりません。
4月:雪解けと冬装備の引き際
4月の上旬は、雪解けが進む時期ですが、最高気温が10℃に届かない日もあります。
服装は冬物のアウター(ダウンコートや厚手のウールコート)が必要です。
足元はまだ雪やシャーベット状の路面があるかもしれないので、防水性のある靴を選ぶのがおすすめです。
朝晩は氷点下になることもあるので、油断せずしっかり防寒しましょう。
冬の観光から春の観光への移行期ですが、旅の計画は冬物寄りで組むのが安全です。
この時期の路面は、雪が溶けた水と泥で非常に滑りやすくなっているので、靴選びは慎重に行ってくださいね。
5月:昼夜の寒暖差を制する
5月になると日中は15℃を超える日も増えてきて、ようやく春らしい暖かさを感じられます。
しかし、朝晩は一桁台まで冷え込むことが多いので、薄手のコートやジャケット、セーターなどが活躍します。
明るい色の服装を楽しめる時期ですが、薄手のストールやマフラーをカバンに入れておくと、急な寒さに対応できて便利ですよ。
昼間はポカポカでも、夕方になると急に冷たい風が吹くのが北海道の5月です。
特に東藻琴の芝桜や上湧別のチューリップ畑など、広大な屋外施設で長時間過ごす場合は、日差しが強くても風が冷たいことが多いため、アウターは手放せません。
子連れの場合は、子供用の薄手のダウンベストやポンチョがあると、すぐに体温調節ができて安心です。
春の必須レイヤリングアイテム
- 裏起毛ではない長袖インナー(日中暑くなりすぎないように)
- 薄手のセーターまたはパーカー(気温に合わせて脱ぎ着)
- トレンチコートなどのスプリングコート(風よけ対策)
- 朝晩用に使えるストールや薄手の手袋
夏(6月〜8月)の服装:朝晩の羽織りものと紫外線対策
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北海道の夏は湿度が低く、カラッと快適に過ごせます。
最高気温が30℃を超える真夏日もありますが、本州のような猛暑は稀です。
旅行のベストシーズンとも言えますね。しかし、油断していると朝晩の寒さや日差しで体調を崩しやすい時期でもあります。
6月・7月:初夏の寒暖差対策と蝦夷梅雨
この時期は半袖で過ごせる日もありますが、朝晩は20℃を下回り、肌寒く感じることもあります。
私自身も、夏に薄着で油断して風邪をひきかけた経験があります(笑)。
必ず、長袖のシャツや薄手のカーディガンなど、すぐに羽織れるものを用意しておきましょう。
山間部の観光地ではフリースが必要な場合もあります。
特に富良野や美瑛など内陸部の早朝は、予想外に冷えるのでご注意ください。
また、北海道には明確な梅雨はありませんが、本州の梅雨前線の影響を受ける「蝦夷梅雨」と呼ばれる時期があり、雨が続いたり、冷たい風が吹くことがあります。
撥水加工のウインドブレーカーがあると、雨対策と防寒対策を兼ねられて便利ですよ。
8月:日差しと標高に注意
お盆前後は北海道でも一番暑くなる時期です。
日中は半袖Tシャツで十分ですが、ここでも注意したいのが「紫外線」です。
北海道の夏は日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めは必須アイテムです。
また、観光地によっては標高が高く涼しい場所もありますので、薄手のウインドブレーカーなどがあると安心です。
大雪山系やニセコなどの高原エリアへ足を延ばす場合は、山頂付近の気温は真夏でも10℃台前半まで下がることがあります。
登山や本格的なハイキングを計画しているなら、防水・防風機能のあるジャケットと、体温調節用の薄手フリースを必ず持参してください。
子連れ旅行の場合は、子供の体温調節が特に難しいため、こまめな脱ぎ着を心がけるのと、北海道旅行の子連れ持ち物リストなども参考に、着替えや防寒具を多めに持っていくと安心かなと思います。
夏の注意点:冷房対策と虫除け
外が暑くても、バスや電車、商業施設内は冷房が効きすぎている場合があります。
薄手の上着は外の寒暖差対策だけでなく、室内の冷房対策としても非常に重要ですよ。
体温調節しやすい素材を選ぶと良いでしょう。
また、自然観光地へ行く際は、蚊やブヨなどの虫除けスプレーや、肌の露出を避けるための薄手の長袖・長ズボンも用意しておきましょう。
秋(9月・10月)の服装:紅葉と急な寒さへの対応
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北海道の秋は短く、9月に入るとすぐに涼しくなり始めます。
美しい紅葉を楽しめる反面、冬支度が始まるスピード感も感じます。
気温が下がるのが早いので、油断せずに準備しましょう。
9月:長袖メインへの移行期
9月上旬はまだ残暑がありますが、中旬以降は気温が下がり始めます。
長袖に加えて、薄手のジャケットやブレザーがあると良いでしょう。
この頃から、フリースや厚手のセーターの出番も増えてきます。
特に旅行後半になるほど、服装のレベルを上げるイメージで準備すると安心です。
日没時間が早くなるので、夕方からの観光はアウターを着用してください。
北海道では大雪山系の黒岳から、日本で最も早い紅葉が始まります。
この時期に紅葉を見に行く場合は、山頂付近はすでに真冬に近い寒さです。
平地での観光と山での観光では、必要な防寒レベルが全く違うため、「登山・ハイキング装備」に近い準備が必要だと心得ておきましょう。
紅葉狩りなど長時間屋外にいる場合は、ボトムスも厚手のものを選ぶのがおすすめです。
10月:冬物の投入と素材選び
10月になると、朝晩は一桁台になることも多く、場所によっては初雪を観測します。
服装は、厚手のコートやダウンジャケットを検討し始める時期です。
特に道東や山間部へ行く場合は、冬の防寒対策に近いものが必要になります。
足元はブーツなど、暖かめの靴を選びましょう。
ウールやカシミヤなどの保温性の高い素材のストールがあると、荷物にならずに防寒できるのでおすすめです。
この時期は雨も増えるので、撥水加工のアウターや折りたたみ傘もあると助かります。
天気予報に「雪マーク」がつき始めたら、靴底に滑り止めがあるか、念のため確認し始めるタイミングです。
冬(11月〜3月)の服装:必須の防寒対策と靴選び
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北海道の冬は長く、厳しい寒さになります。
防寒対策は徹底的に行う必要がありますが、過剰になりすぎないよう、ポイントを押さえましょう。
雪国の人が意外と薄着に見えるのは、レイヤリングが徹底しているからなんですね。
防寒の基本は「3つの首」を温める
首、手首、足首の「3つの首」を温めることで、体感温度は格段に上がります。
マフラー、手袋(防水・防風性のもの)、厚手の靴下は必須です。
インナーはヒートテックなどの機能性素材を選び、アウターはダウンジャケットなど、防風・防水性に優れたものを選びましょう。
寒い屋外でも、屋内に入れば暖房が効いているので、脱ぎ着しやすいものがやはり便利です。
フード付きのアウターなら、急な降雪や風にも対応しやすいですよ。
首元はマフラーよりも隙間風を防げるネックウォーマーのほうが、より実用的でおすすめです。
冬の服装で最も重要な「靴」の選び方
冬の北海道で最も失敗しやすいのが靴選びです。
滑り止め(スパイク)が付いた冬用のブーツが理想ですが、滑り止めがない場合は、靴底に装着するタイプの滑り止め(簡易スパイク)を旅行前に購入しておくことを強くおすすめします。
雪が溶けて凍った「アイスバーン」は非常に滑りやすいので、転倒防止対策は安全のためにも必須です。
滑らない靴を選ぶためのポイント
「滑らない靴」は存在しないというのが現実ですが、「滑りにくい靴」を選ぶことはできます。
靴底を見て、深い溝(ブロック状や波型)があり、低温でも硬くなりにくい柔らかいゴム素材が使われているかを確認しましょう。
防水性があり、くるぶし以上の丈があるブーツなら、雪が靴の中に入るのを防いでくれるので理想的です。
雪道に強い靴のチェックポイント
- 靴底のパターン
深い溝や、小さな凹凸(ガラス繊維入りなど)があるか - 防水性
雪解け水がしみない防水加工がされているか - 保温性
内側にボアやフリース素材があるか - 丈の高さ
くるぶし以上で雪の侵入を防げるか
安全な雪道の歩き方
雪道や凍結路面では、歩き方にもコツがあります。
「ペンギン歩き」が最も効果的です。
小さな歩幅で、足の裏全体を地面にペタッとつけるようにして歩き、重心を低めに保つと安定します。
急いで歩かず、慎重に進むことが転倒防止の鍵ですよ。
冬の注意点:雪道と屋内での発汗
雪道での車の運転を計画されている場合は、スタッドレスタイヤ装着が必須です。
また、観光中に汗をかくと、それが冷えて体温が奪われる原因になります。
機能性インナーで汗を素早く発散させ、屋内ではアウターを脱ぐことを徹底しましょう。
天候や交通機関の運行状況、イベントの開催状況は、急に変わることがあります。
旅行の最終的な判断は、必ず各公式サイトの最新情報をご確認ください。
荷物を減らして快適に!服装に関する豆知識

旅行の荷物はできるだけ減らしたいけれど、防寒具はかさばりがちですよね。
特に飛行機や電車での移動が多い場合、大きな荷物はストレスになります。
私の経験から、荷物を減らしつつ快適に過ごすための裏技を少しご紹介します。
ユニクロや現地調達を活用する

防寒具は高機能なものが多いですが、現地で気軽に調達できるものもたくさんあります。
例えば、ユニクロなどの機能性インナーはコンパクトで持ち運びやすいですし、どうしても足りない場合は、札幌などの大きな街であれば、手袋やカイロなどは現地で購入できます。
現地調達の賢い利用法
現地調達の最大のメリットは、「現地の今」に合わせたアイテムを選べることです。
急な寒波が来た場合、現地のドラッグストアやホームセンターで厚手の靴下やカイロ、または簡易スパイクを購入すれば、すぐに問題が解決します。
出発前に全てを揃えようとせず、「最悪現地で買えるもの」をリストアップしておくと、荷物の軽量化につながります。
特に冬場、使い捨てカイロは大量に使う可能性があるので、現地のコンビニや100円ショップで調達するのがおすすめです。
防寒ソックスやニット帽など、小物類も安価で手に入りますよ。
また、ユニクロのライトダウンなどは、コンパクトに収納できるため、荷物がかさばりがちな子連れファミリーには特におすすめです。
荷物を減らすワンポイント
ダウンジャケットなどのアウター類は、圧縮袋を使って小さくまとめるのは、荷物を減らすための常套手段かなと思います。
また、アウターを現地でレンタルするサービスを利用するのも賢い選択です。
かさばる分、行き帰りの手荷物が減るので移動がとても楽になりますよ。
天気を「時間帯別」で細かくチェックする

一般的な天気予報だけでなく、旅行先の時間帯別の気温予報を細かくチェックしましょう。
これが「現実的でムリのない」旅づくりには欠かせません。
具体的な計画に落とし込むための確認
例えば、日中18℃だけど、午後6時には10℃を下回る予報であれば、その時間に合わせてアウターを脱ぎ着する計画が立てられます。
現在の北海道の服装を考える際は、出発直前の現地の天気予報を信じて、持っていくアウターの厚さを最終決定するのが一番失敗が少ないですよ。
特に朝の冷え込みは予想以上に厳しいことが多いので、早朝の移動がある場合は念入りに確認してくださいね。
天気予報アプリで風速表示をチェックできる場合は、ぜひ確認してみてください。
風速が5m/sを超える場合は体感温度がぐっと下がるサイン
予報を見る際は、最高気温ではなく、最低気温と体感温度を重視するのがコツです。
この情報が、あなたの北海道旅行の準備に役立ち、不安なく旅を楽しめるきっかけになれば嬉しいです。
楽しい北海道の旅になりますように!
※本記事でご紹介した気温や服装に関する情報は、あくまで一般的な目安であり、その日の天候や個人の体感温度によって異なります。最終的な服装や持ち物の判断は、ご自身の体調や現地の最新の気象情報を参考に、自己責任で行ってください。
参考